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2004/06/28

核燃再処理工場の試験開始延期は正しい判断

 青森県六ヶ所村で進んでいる核燃料再処理工場。6月中にいよいよウランを入れての試験を開始する予定だったが、延期して7月からにすると、当事者の日本原燃が、監督官庁の経済産業省に届け出た(毎日新聞ネットの記事)。青森県との安全協定の締結が遅れているためで、原燃は一月遅れで進めたいらしいが、県の方は、原子力委員会で「原子力長期計画」が見直されている、その行方を見たいとしているらしい。それが筋というものだろう。

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2004/06/27

ビッグバン以前にも時間と宇宙が存在した?

 われわれの住む宇宙も時間も、ビッグバンによって始まった、というのが、現代宇宙論の定説である。ビッグバン以前はどうなっていたのか。時間がそこから始まったのだから、それを問うのはナンセンスといわれていた。しかし最近、ビッグバン以前に時間も宇宙もあった、とする理論が出てきた。それを解説する、月刊日経サイエンス04年8月号(04/6/25発売)の記事「時の始まりはいつだったのか、ビッグバン以前の宇宙」を読んでみた。

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【左:従来のビッグバン標準理論、右:弦理論にもとづく宇宙論】

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2004/06/26

ヒトクローン胚容認,意見を収集してみた

ヒトクローン胚研究容認について、blog上の意見を少しばかり集めてみた。単なる言及、引用程度を除き、意見表明をしているものに限った。「・・・」は引用。そのあとに付けた(・・・)は私のコメント。

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2004/06/25

ヒトクローン胚を作ること強行採決で容認

 どこまで許されていいか、賛否があり、決定が先送りされていたヒトクローン胚を作ってもいいことが、条件付きで可決された(朝日新聞「ヒトクローン胚を容認、条件付きで、科議会議調査会)。再生医療の研究を進めるためである。臓器移植には拒否反応の問題がある。自分の体細胞の核を他人の卵子の核と置き換えて育ったのがクローン胚、これから条件次第でさまざまな臓器(たとえば血管とか)を作ることができるかもしれない。まだこれからの研究次第だが、成功すれば、臓器移植での拒否反応の問題を避けられる。カスタムメイドの、さまざまな臓器を人工的に作って医療に利用すること(再生医療)が将来の夢だ。そのための基礎研究をはじめてもよろしい、という方向へ一歩進んだことになる。それにしても強行採決とは?

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2004/06/24

見えすぎる話、本人登場

 Mamasan の「のんきな話」に返信したみやのメールです。「見えすぎるのも困りもの」につづく第3話となります。みやはアクの連れ合い。白内障の手術を受けた本人の体験談です。アクの「困った」には、反論はないようです。

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雅子妃問題は外国誌の方が

 皇室関係の報道となると、日本の新聞は口ごもってしまう。週刊誌となると(実は広告でみる目次しか知らないのだが)、興味本位に走ってしまう。その点では、外国の新聞、雑誌は遠慮がないから、真実を正確に伝えている。特に今回の雅子妃問題についても、それが目立つ。たとえば、TIMEアジア版6/21の記事を読んでみよう。ついでながら、この記事に添えられた雅子妃の写真。女性としてとても魅力的な表情をとらえている。日本のジャーナリズムでは見られないものだ。

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2004/06/23

米大統領選の決定的要因は信仰?補論

 先に書いた「米大統領選の決定的要因は信仰?」では、長くなるし、やや脇道にそれるので、省略したことを別項目として書いておく。

 アメリカは宗教的にきわめて多様な社会である。ありとあらゆるキリスト教の教派がある。アメリカで創設され、この国にしかない教派もある。他にユダヤ教、そして最近ではイスラム教も増えてきた。それら宗派の一部は、このところとみに政治化し、選挙結果に大きな影響力を及ぼすようになった。宗教と政党基盤との関係は流動化している。政党側も各宗派の信者をどう取り込むか、無関心ではいられない。

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のんきな話 by Mamasan

  先日書いた「見えすぎるのも困りもの」を読んで、友人の Mamasan が、「続・見えすぎるのも困りもの」を書いてくださった。題は「のんきな話」である。Mamasanは神奈川県真鶴町に住む元町会議員、消費生活運動家である。また以下の文中に出てくる Papasan は、その夫、現町会議員である。

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2004/06/22

米大統領選の決定的要因は「信仰」?

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   【TIMEアメリカ版June21、'04表紙】

 アメリカの大統領選の動向は、真っ二つに割れている。どちらが制するか。それを決めるのは、イラク問題ではなく、アメリカ経済の好不調でもなく、信仰の問題だと、週刊誌TIMEの記事”The Faith Factor" が論じている。長い論説のさわりを紹介しよう。

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2004/06/21

天皇家と神道

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【産経新聞ネット版から】

 皇居での神式の行事を伝える新聞報道を見て、天皇家と神道との関係が、政教分離の原則からして、どのように考えられているのか、ふっと疑問がわいてきた。神社神道は宗教ではなく、日本伝統の習俗のようなものである、との主張もある程度理解する。一方、天皇家の祭りごとが神社神道と結びつき、国家神道という国のイデオロギーを形成し、不幸な戦争の精神的バックボーンとなった記憶もよみがえる。

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2004/06/18

見えすぎも困ったもの

 昨日から東京へ来ている。白内障の手術(両眼とも)を受け、眼鏡も作り直したばかりのワイフも一緒である。困ったことが起きた。見えすぎるのである。見えるものに、子供のように反応し、はしゃぎ、しゃべりまくる。私はこれには辟易してしまった。

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2004/06/16

人身売買、アメリカにはいわれたくないなあ

 人身売買についてのアメリカ国務省の報告書には驚いた。え?日本が要監視国?それが第一感だったが、新聞の中身を読めば、そういわれても仕方がない実態が日本にあるのだろう、と半分ほど納得。しかし、今の時期、アメリカにはそんなこと言われたくないなあ。パウエル国務長官が報告書を公表しているテレビ画面が映っていたが、自国のイラク人虐待問題に誰が責任があるかを、明らかにすべきでしょう。
  ココログをココグルで検索して、新着blogから注目書き込みを拾ってみました。

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2004/06/14

写真家・小野憲一の作品をHPに

異色の写真家・小野憲一。82歳。特異なセルフ・ポートレイトで知られる。写真評論家・飯沢耕太郎が最新刊の『眼から眼へ』(みすず書房、2004年4月刊)で、若々しい実験的精神に富んだ作品を賞賛している。ときおりの個展と、数少ない写真誌での掲載のみで、小野憲一の作品を知る人は少ない。今回HPを立ち上げ、その作品群の一部を紹介する運びとなった。『小野憲一フォトギャラリー』をごらんいただきたい。

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2004/06/13

竹村健一は電力の走狗になったか

 核燃料サイクルの見直しの報道に危機を感じているのか、電力会社は、「文藝春秋」に、大枚をはたいて広告ページを買い、竹村健一と上坂冬子の対談を載せている。それがまた、どうしようもない「たわごと」をならべたものだ。こんなもので、説得できると私たちを甘く見ているのだろうか。原子力や電力の広報のセンスはじつに悪い。

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2004/06/12

レーガン元大統領とSDI計画

  レーガン元大統領が亡くなって、私が思い出すのは、この人がぶちあげたSDI計画のことである。今ではすっかり忘れられているが、当時は国際安全保障上の問題として、また原爆を生み出したマンハッタン計画に匹敵するインパクトを科学技術にもたらすものとして、大きな話題になった。SDIとは、Strategic Defense Initiativeの略で、訳して戦略防衛構想と呼ばれた。水爆の父とよばれたエドワード・テラーが提唱したものである。当時は冷戦の真っ只中、米ソは多数の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を抱えて、にらみ合っていた。この計画はソ連の発射するすべての弾道核ミサイルを、宇宙空間で打ち落とす兵器を開発しようとするものだった。すでに公開されていたSF映画のタイトルをとって、「スター・ウォーズ」を地でいくのかとの揶揄もあった。

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2004/06/11

出生率推計の誤り、なぜ?

想定を下回る出生率統計が発表されて、議論を呼んでいる。年金法案成立後まで、発表を伏せていた厚生労働省のみえすいた情報操作への批判も出ている。それもさることながら、新聞記事に添えられていた推計曲線(下の図)には驚いた。それぞれの時期に、いかに希望的観測がなされたか、如実にわかる。政策立案にあたる官僚たちと、情報操作に荷担している御用学者たちに怒りを覚えた。
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        【04/6/10朝日新聞から】

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2004/06/10

茨城にある出雲大社

島根県にある出雲大社が、茨城県にもあるのをご存じですか。10年ほど前に水戸市の西30kmほどの笠間市福原に、常陸分社というのができたのです。里山を少し登った風光明媚な場所に、忽然と青い甍と千木を頂いた立派な社ができました。なんだかウソっぽいな、と思っていましたが、今日ドライブがてらに行ってきました。出雲大社お墨付きの分社のようです。私は本物を見たことがないのですが、驚くほど巨大なしめ縄と、妻入りの拝殿や本殿は、出雲大社に倣ったものです。ときおり観光バスが寄る程度で、閑散としていました。これで成り立つのか、少々心配ですが、霊園の分譲を始めています。先日、新聞の東京版にも募集広告を出していました。

  出雲大社の祭神は大国主大神、長野の諏訪大社はその第2子を祭神とする出雲大社ゆかりの神社である。出雲大社と諏訪大社を結ぶ線を直線的に延ばした地点として、この場所が選ばれ、分社が設置されたのだという。また、日が沈み休まる場所にある大社、日が生まれる国、常陸の分社という意味もあると、その由緒に書いてある。

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2004/06/09

原子力発電の後始末費用

  私たちの使っている電気の3割から4割は、原子力発電所から来ている(電気事業連合会HP)。電気料には、少々高めの原子力発電のコスト(電力会社は、ほかの発電手段と太刀打ちできる、といっているが)も入っている。その原子力発電のコストの中には、使い終わった核燃料を始末するため費用も入っている。いつからその分が入るようになったか知らないが、だいぶ前から、後始末の費用も取られているのである。

  そのお金で電力会社は、2兆円もかかる再処理工場を建設しているわけだ。先日も書いたとおり、それを稼働すれば、もっとお金がかかる。そのための費用も全部電気料金に上乗せされて取られているかと思ったら、どうもそうではなかったらしい。電気事業連合会が、計算をし直して、昨年末に発表した。今まで計算に入れていなかった費用などもあって、今後80年間(以下引用するように40年間と書いた新聞記事もある)にかかる費用が、今まで約10兆円とされていたが、実は約19兆円かかることが分かった。
(朝日新聞04/5/21「原発の後処理コストQ&A」)

 何が増えたかというと、あれこれあるらしいが、再処理工場を使い終わったあと、後始末するための費用らしい。建設するより、後始末の方がもっとお金がかかる。それが、今までのコスト計算に入っていなかったようだ。

 それをどう負担するか。いろいろ議論があったが、試算がまとまり、公表された。ところが、新聞によりまちまちの報道になっている。これはしっかり見届ける必要がありそうだ。

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東京暮らし、帰ってのリハビリ

  東京で数日を過ごし、水戸に帰ってくると、いつも一日はぼーっと過ごす。「リハビリ期間」と称して、大目に見ている。自分が自分に対して、大目に見る、とはおかしな言い方だが。私のHPにしばらくおつきあいくださっている方はご存じのことだろうが、仕事を辞めたあと、水戸を本拠地としながらも、東京に隠れ家を持ち、月に2,3回、7日から10日ぐらいをそこで過ごす。音楽会や展覧会、いろんなつきあい、写真・街歩きなどのグループ活動への参加など、さまざまな目的がある。だが、根本には、東京という街が好きなことがある。

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2004/06/05

チャレンジリーグへの応募作、選外に

安孫子卓郎の写真道場のチャレンジリーグ、今月は選外になってしまいました。前期の優勝は何かの間違いで、どうやら地金が出て来てしまったようです。レベルの高い人が競い合っている中で、月に一つ、これはという作品をものすのは楽ではありません。選外の駄作ですがごらんください。タイトルは「緑はすぐそこに」。先ほど訪れた北海道・道東の女満別付近で撮ったものです。画像をクリックして拡大してみてください。

WaitingField2.jpg

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再処理稼働を見合わせるべき、に追記

昨日、六ヶ所村の再処理工場のウラン試験稼働を見合わせるべきだと、書いたことを補強するために、いくつかのリンクを引用しよう。

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2004/06/04

六ヶ所村再処理工場の稼働は見合わせるべきだ

原子炉の使用済み核燃料を再処理して、プルトニウムを取り出す再処理工場が、工事ミスなどあれこれあって遅れていたが、いよいよ動き出すらしい。昨日の新聞は、青森県が、当事者の日本原燃と安全協定を結び、今年の夏、ウランを使った試験を始めることを認める案を県議会に提示すると、伝えている。

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人を殺すということが、

どんなことか、分かっていないのではないかと、Oさんはいう。ビルマ戦争で、殺し合いの修羅場をくぐってきた人である。接近戦で相手の顔が見えている場面では、どうしても小銃の引き金をひけなかったという。数十人の部隊が、闘い終わってみたら、数人しか生き残れなかった、そんな戦いを何度も経てきた人である。その人が、件の女児が、あんなにあっけらかんと、友達を殺してしまうことにショックを受けている。

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2004/06/03

小6女児殺人事件

小学校6年生の女の子が、仲良しの同級生をカッターナイフで殺すという、一昨日佐世保で起きた事件は、衝撃的だった。さまざまなことが報道され、識者が見解を述べている。教育関係者にとっては、特にショックは大きいだろう。すぐに今の教育は、というような方向へ問題が展開され、だから教育基本法の改正が必要なのだ、というような言論が出てくるだろう。

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Blogとは

何であるか、まだ手探りの状態である。だから、知ったような講釈をたれるつもりはない。現時点で私が理解していることを書いておこう。

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2004/06/02

Blog なるものを、私も

やってみることにしました。いったいどんなものであるのかを理解するのに手間取りましたが、HP仲間の余丁町散人さんが、いいお手本を見せてくれていました。

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