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2004/06/24

雅子妃問題は外国誌の方が

 皇室関係の報道となると、日本の新聞は口ごもってしまう。週刊誌となると(実は広告でみる目次しか知らないのだが)、興味本位に走ってしまう。その点では、外国の新聞、雑誌は遠慮がないから、真実を正確に伝えている。特に今回の雅子妃問題についても、それが目立つ。たとえば、TIMEアジア版6/21の記事を読んでみよう。ついでながら、この記事に添えられた雅子妃の写真。女性としてとても魅力的な表情をとらえている。日本のジャーナリズムでは見られないものだ。

「皇太子は、雅子妃がとても惨めな状態にある、という、表沙汰にはされてこなかったが、密かにささやかれてきた事実を、その通りだと発言して、日本国民を仰天させた」という書き出しで始まるこの記事は、あの記者会見での発言が、日本では異例なほど無遠慮な(blunt)ものだったこと、それは宮内庁のあり方への批判であったこと、しかし皇太子の思いきった発言は、宮内庁の官僚体質によって押さえ込まれ、その後の「真意の説明」を文書で出させられたのは、不快感をあらわにした宮内庁官僚による、皇太子に対する punishment(懲罰)だったのだ、とまで書いている。

 皇太子夫妻は、ヨーロッパの王室並みの、自由な生活を望んでいるし、日本人も大部分も賛成しているのに、宮内庁はウルトラ古風の体質で、伝統にこだわり、男子の世継ぎを産ませようとしている。生活のすべては宮内庁によってコントロールされ、付き合いはおろか電話まで制限されている。そんな生活が続いたことから、雅子妃はストレスが原因の帯状疱疹にかかり、仮の閑居(seclusion)までした。皇太子の記者会見での発言は、このような現状を変えてほしいとの切実な訴えだったが、それは結局押さえ込まれ、何も変わらないだろう、と報じている。

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