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2004/07/05

ハチの一妻多夫制が、巣の温度制御に好結果を

  ミツバチの生態には不思議なことがいっぱいあるが、今回オーストラリアの研究チームが見つけたのは、一妻多夫制(1匹の女王バチに20〜30匹の雄バチ)であることが、遺伝的多様性をもたらし、それがミツバチの適者生存を助けてきたらしいということである。

 新聞のスクラップを、ときどきまとめてやっている。ほんとうは毎日にやるといいのだが、留守がちだったりして、どうしても溜まってしまう。資源ゴミとして出す前に一気にやることが多い。ときには丸一日かかることもある。しかし、見落としていた意外な記事が目にとまったりする。情報の落ち穂拾いである。そんな一つとして、拾い上げたものがこれである。

 面白いのでエントリを書こうと思ったら、すでに「大学への基礎数学ー雑記帳」さんが「働きバチの遺伝的多様性がクーラーに」を書いておられる。朝日の記事へのリンクを含めて、内容はそちらをごらんになっていただきたい。

 女王バチと雄バチの交尾は、交尾飛行で行われることは知っていた。どこまでも飛んでいく女王バチを、多数の雄バチが追いかけ、追いついた一匹のみが交尾に成功するという、ややロマンチックで、雄には残酷な話として覚えていた。そうではないらしい。交尾飛行の間に女王バチは、多数の雄バチと交尾し、精子をもらい受け、体内に蓄えておくのだそうだ。巣に戻ったあと、ずっと卵を産み続ける(一日約2500個:上記のブログが参照しているHPから)。その際に、多数の雄バチ由来の精子が使われる。その結果、遺伝的に多様な働きバチが生まれる。そのことが、巣の微妙な温度調節を可能にしている、というのだ。自然はじつにうまくできている。

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