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2004/07/31

日欧の競り合いで、立ち往生の核融合炉計画

 膨大な資金がかかる核融合装置を国際協力で作ろうというITER計画が、どこに装置を建設するかで結論が出ずに立ち往生している。日本はがんばりすぎである。そろそろ矛の収めどきではないか。巨大投資が科学技術分野全般にもたらすひずみも心配だ。

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再処理問題、4案を検討

旧科技庁も過去に核燃コスト試算 原子力長計改定会議(朝日新聞04/7/29)。原子力委員会での長期計画検討が進む中で、使用済み核燃料の再処理について、評価対象として次の4つのケースが提案された。

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2004/07/29

黒人政治家の新星オバマの登場は事件だ

040729Obama.jpg

 米民主党大会は、お祭り騒ぎのうちにクリントンなど多くの名士が登場し、名演説をぶっているが、昨日の基調演説を行った Barack Obama は、予想外の新スターの登場と、大反響を呼んでいるようだ。

Rising Democratic Star Showcases Political Talent(NYTimes04/7/28)
Illinois Senate Nominee Speaks of Encompassing Unity(NYTimes04/7/28)

 ケニヤに生まれ山羊を飼っていた父親がハワイにきて、カンザス生まれの白人女性と結婚、貧困の中に育ちながら、ずば抜けた能力を示し、コロンビア大学、ハーバード法律大学院を卒業、現在42才の州上院議員である。今度の上院議員選挙でイリノイ州での当選が確実視されている。

 彼は黒人差別とかの問題ではなく、アメリカンドリームを生きることができた自分のこれまで語り、アメリカの多民族国家としての可能性を指摘し、リベラルとか保守とかではなく、可能性に満ちた統一アメリカの夢を語り、大きな感銘を聴衆に与えた。

 共和党ですら、過去25年間の両党の党大会で最良の演説だったとほめている。あまりにすばらしい演説をされてしまったので、ケリーの受諾演説がかすんでしまうと、スタッフは演説の作戦を見直すため、木曜夜に予定されていたケリー登場のスケジュールの変更を考えているといるという(Opinion you should have )。

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自分をはかる2択問題

ALLABOUTGEORGE.comDe rigueur cultural concurrence indexes.(「文化傾向あぶり出しテスト」とでも訳すか)は面白い。まねして自分もやってみよう。黒白のはっきりする2択問題を自分でたてて、自分で答えるゲームである。少し例を挙げると、

犬か猫か。私は犬。
Macか、PCか。Mac。
赤ワインか、白ワイか。白。
フェルメールか、レンブラントか。フェルメール。
シューベルトか、モーツァルトか。モーツァルト。

といった具合である。様々なジャンルの2択問題を立て、それに答えることで、自分の趣向と生活上の好みを表明する。紹介したブログには、150もの設問がでている。半分程度は、アメリカ事情と最近の文化を知らないため分からない。自分で設問を立て、自分で答える、このやりかたを、真似してやってみた。設問の範囲はどうも月並みだ。よろしければ、あなたもやってみてください。コメント欄にでも、ご自分のブロッグにでも。

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2004/07/28

奥さんを亡くし「体の半分なくなった」と吉田秀和

音楽評論家の吉田秀和はずっと書き続けてきた朝日新聞の「音楽展望」を休んでいる。90歳にもなったのだから無理もないのだが、その元気な姿を水戸芸術館のコンサートでは見かけている。つい先日の小沢征爾指揮の水戸室内管弦楽団の定期演奏会でも、毎回指定席のように決まっている中央後方寄りの席に白髪で品のいい姿を見せていた。なぜ休筆しているのだろう、と思っていたが、今日の朝日新聞夕刊に近況を書いている。昨年11月に奥さんを亡くし、「いまは体の半分がなくなったよう」な気持ちで過ごしているという。

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ボランティア解放の身代金返還を求めるオランダ政府

オランダが「国境なき医師団」提訴 身代金返還求める(朝日新聞04/7/28夕刊)によると、2年前にロシアの北コーカサス地方(ロシア連邦ダゲスタン共和国)で誘拐されたオランダ人ボランティアが、オランダ政府の努力で解放された、その際誘拐グループに渡した身代金(1億3千万円)を、ボランティアが所属する「国境なき医師団」に立て替えたのだから、返せと要求しているという。

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2004/07/27

米民主党大会にブロッガーが正式に参加

米民主党大会にブロッガーが正式に参加することになった。正式に、とは新聞社やテレビ局と同じように報道パスをもらってという意味である。日経ネットも報じている

 この大会には、1万5千人もの報道陣がつめかけるという。それにまじって、たった30人(下に紹介するリストを見ると37人)のブロッガーが入るだけだが、ある程度の客観性を要求される一般報道と違って、ブロッガーは一個人として立っている。個性的な観察や意見が逐次報道されることになるだろう。ブログをやる一人として注目しよう。誰がどういうブロッグに書くかはここに一覧がある(下に参照している rebecca's poket から得た情報)。

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2004/07/26

オオカミと森の生態系

040725Wolf
 米国でオオカミが復活しつつあるとの報道を読んだが(ハイイロオオカミ、絶滅危惧種から復活 米21州で宣言【朝日新聞04/07/18】)、イエローストーン国立公園でのオオカミ復活の詳細が日経サイエンスの記事(「オオカミが変えたイエローストーン国立公園」)として出ている(04年9月号)。日本にオオカミがいなくなったことによる生態系の問題も取り上げてある。鹿などの増えすぎは、最上位の捕食者としてのオオカミがいなくなったためだという。

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2004/07/25

生命倫理法、たしかに必要だが、さて

 ヒトクローン胚研究の解禁について、塩谷喜雄は「包括的な生命倫理法の制定」こそが先行すべき問題だと指摘している。同感だが、日本人の一般的な意識がそこまで行くか。悲観的にもなってしまう。ごく最近報じられた中絶胎児、「一般ごみ」で廃棄というおぞましい事件、凍結精子認知訴訟:法なき中での司法判断 判決に賛否両論(毎日新聞・大阪版04/7/17)(夫の死後凍結保存してあった精子により生まれた子を親子と認知した)などの出来事を考え合わせると、生命をどう考えるか、倫理面と法的な面で抜本的な対応が求められているとつくづく思う。時代の変化が早く、議論とコンセンサス作りが追いつかない。個別の法律はカバーしきれず、学会ごとののルール、あるいは医者・研究者の良心などに頼っているのが現状だ。

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2004/07/24

Blog JUNXION の参院選関連ブログ集成

 私のウェブログにきたトラックバックを逆にたどって、Blog JUNXION の「これからのために 1」を読みに行って驚いた。参院選の前後に書かれたブログを広汎に拾ってリストアップしている。マスメディアから独立し、個人の意見を自由に表明するツールとして、この時期いかにウェブログが活発な声を上げていたかが、このリストを一見すると分かる。とても網羅しきれていない、と書いておられるが、こんなに集める苦労は大変なものだったと思う。日本でも(というのは米国では、すでにそのような役割を持ちつつあると聞く)、ブログが政治について意見を交わし、世論形成の一角を担い、政治に影響力を持つようにようになっていくことだろう。そのためには、こういうふうに、ブログをつなぐ仕事がとても大事だ。JUNXIONの主宰者(selgey kattvinsky さん)の労を大いに多としよう。

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2004/07/23

宮本亜門演出「ドン・ジョヴァンニ」の奇抜さ

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 何かやってくれるだろうと期待半分で観に行った宮本亜門演出の二期会オペラ「ドン・ジョヴァンニ」は、想像を超えた奇抜さだった。オペラ好きの常連(年配者が多い)は、たまげたのではなかったか。ドンファン伝説をもとに、モーツアルトが1787年にオペラ化したこの「ドン・ジョヴァンニ」は、これまでもいろいろな解釈で上演されてきた。宮本は、場面を現代、それもテロで破壊されたニューヨークに移し替えた。舞台全面は倒壊したままの瓦礫の街である。ドン・ジョヴァンニはテロリスト。物語の発端で主人公にたまたま殺された騎士長が、テロの犠牲者に擬せられる。その棺には星条旗がかけられる。アンモラルな主人公を追いつめ、最後に撃ち殺すのはアメリカの軍隊、という設定である。ラスト、「悪人の末路はこの通り」と明るく唄って幕になる場面では、大きな星条旗が中央高く掲げられ、舞台に立つ全員が星条旗の小旗を振る。アメリカ的正義の勝利を称えているのではない。むしろ痛烈に風刺しているのだ。

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2004/07/22

二期会「ドン・ジョヴァンニ」を観に東京へ

 暑い。特に東京は熱せられたフライパン状態らしい。こんな時に行くものではない。とはいっても、半年も前に買ってある高価なチケットを無駄にするわけにはいかない。いつもなら前後にいろんな用事をつけて出かけるのだが、今回は最短の滞在にすることにした。夜の講演開始に間に合うように上野に行く。終演後は多少涼しかろう。四谷の東京宅までたどり着いて一泊。朝のうちに東京を発って水戸に戻る。

 二期会のオペラ「ドン・ジョヴァンニ」を観るためである。宮本亜門が新演出をするという。人並み程度のオペラ好きである。特に数少ないモーツアルトのオペラは好きである。「フィガロ」「魔笛」。何度も観ている。去年プラハへ行った。そこで初上演されて、喝采を浴びたという、この「ドン・ジョヴァンニ」も是非みたい。

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2004/07/21

たがが緩んだか、ロスアラモス研究所

 原爆開発の拠点だったロスアラモス研究所が、何かとニュースをにぎわしている。
「原爆誕生の地」ロスアラモス研、機密情報が行方不明に(朝日新聞04/7/16)
機密メールをネット経由で送受信 米ロスアラモス研(朝日新聞04/7/21)
米核開発拠点で連続不祥事、保安強化命じる緊急声明(読売新聞04/07/21)
Los Alamos Stops Work in Crisis Over Lost Data(NYTimes04/7/17)
Safety a Concern in Shutdown of the Operations at Los Alamos(NYTimes04/7/18)
After Breach, Lawmakers Tour Los Alamos(NYTimes04/7/20)
機密情報の流出という安全保障上の問題と、研修生が実験で負傷するという安全上の問題とで、米エネルギー省は総点検を命じるし、研究所の所長は、問題解決まで研究所の操業を全面停止するという非常措置をとった。この研究所を何度か訪問し、多少内情を知っているので、どんな研究所か紹介してみよう。

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2004/07/20

フランス外資に転職した息子

 息子が転職した。どうなるかと少々心配したが、何とかやっているようで、とりあえず安心している。アメリカで教育を受け、英語についてはバイリンガルの子だが、こともあろうに、フランス外資の会社に転じた。ヘッドハントされ、パリにまで面接に行き、フランス語ができなくてもいいといわれて、決まったらしい。おまえの方が俺より英語は達者だ、英語で連絡を取り合おうと決まった相手の会社のお偉いさんから、毎晩電話がかかり、ビジネスの進み具合を訊かれるという。国際企業だから、英語が基本だが、時にはフランス語でメールが来る。本国での打ち合わせも英語だが、やはりフランス語ができた方がいい。でも忙しくて習得する暇がない、とぼやく。最初はそれでいいといわれたのに、費用をもつから、フランス語を至急マスターしろとプレッシャもかかってきているらしい。フランス人のガールフレンドを作るのが早道だねと、話したら、みんなからそういわれると、未だ独身の息子。

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ブログの魅力

週刊!Good News: ブログの魅力?に同感。テレビ局からブログのメリットデメリットを訊かれて、

デメリットは、熱が入りすぎることと、アクセスを気にしだしたらきりがないということだろうか。

と答えているところなど、うーん、私もそうだな、と。

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2004/07/19

NYタイムズ、読者に不明を詫びる

 米国がイラクへの侵略戦争をはじめる根拠となった大量破壊兵器情報が、でっち上げともいうべきものだったことが、米上院情報特別委員会の報告で公式に認められたこの段階で、NYタイムズは謝罪の社説を掲げた。イラク開戦前に、大量破壊兵器など存在しない可能性があることを指摘できなかったのは、当時の米国内の集団思考に囚われていて、間違っていた、と述べている。NYTimes(04/7/16): Editorials:A Pause for Hindsight

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2004/07/18

使用済み燃料を直接処分すると4倍の面積の処理場が必要

 使用済み核燃料の再処理をどうするか、原子力委員会での検討が進んでいる。当blogでは、この問題を継続的にウォッチしていくつもりである。以下は新たなに明らかにされたデータとして記録にとどめておこう。朝日新聞04/7/15「使用済み核燃料、直接処分なら土地4倍 再処理と比較」によると、再処理せずに、使用済み燃料を直接地中に埋設処分する場合に、4倍の広さの土地が必要になるそうだ。

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岡田民主代表と中曽根大勲位の顔合わせ

 今朝(04/7/18)のフジテレビ「報道2001」は、岡田克也民主党代表対中曽根大勲位の対決で、なかなか見応えがあった。中曽根は、いずれ首相になりうる器と見て岡田に忠言しているように見えた。鳩山由紀夫や菅直人だったら、このような対応はなかったのではないか。そういう意味では、いずれ日本の将来を任せるにたる頼もしい存在と見ているように思えた。

 岡田がこれからの政策の重点を言うと、どうするこうするという政治手法ではなく、国家像を論じなさいと諭していた。そのあたりに両者の政治姿勢の違いは歴然としているように思える。中曽根は「国」から出発してそこから政治が展開するという発想。岡田は「国民」があって、それが当面している問題を解決するのが政治という発想。

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極東ブログの「 痛風、ためしてガッテンは間違い?」

 finalventさんの極東ブログが、痛風を取り上げたNHKの番組「ためしてガッテン」を、詳細に批判しておられる。極東ブログ: 痛風、ためしてガッテンは間違い?。2十数年来の痛風持ちである私も、「新事実」という予告にひかれて番組を見たのだが、薄い中身を仰々しい道具立てで見せて、素人をなんだか分かったような気にさせる(ガッテン!)いつものやり方に、今回も同じことかとあきれながらも、見過ごしていた。今回のfinalventさんの正面切っての批判と、最新の痛風知識の紹介記事に拍手を送りたい。

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2004/07/17

「国家反逆罪」のない幸せ

 ジェンキンスさんがいよいよ日本に来ることになった。曽我さん良かったね、といいたいところだが、ジェンキンスさんの訴追という重い問題が控えている。それをどう乗り切れるか。日本政府は、病気という人道問題でとりあえず凌ごうとしているが、出口はまだ見えていない。覚悟の来日ともいえるだろう。

 ジェンキンスさんの罪は、軍からの脱走にとどまらず、反米宣伝を積極的におこなった「国家反逆罪」なのだという。非常に重い刑を課せられる可能性があるらしい。軍があり、その軍を国が出動させるとき、それに反対して逃亡、反戦活動をおこなうことは、国家に対する反逆となる。そのようなことがない日本国民は幸せだな、と思う。

 ところが、右寄りの人は、ジェンキンス事件を反面教師に、愛国を説き、反逆の重さを強調している。国に反逆するものを厳しく裁くことから、愛国と、まともな国家のあり方を、日本人は学ばなければいけないというのだ。

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2004/07/15

「年寄り」とは言われたくない

 新潟の豪雨被害を伝える今朝のテレビのニュースで「これまでのところ、亡くなられた人が6人。ほかに72歳のお年寄りが行方不明」といったのに、わがパートナーみやは、「なに? 72歳のお年寄りだって? 」と気に障ったようにいう。「私が同じ目にあったら、『お年寄り』と呼ばれるのかな。いやだな」という。彼女は、3ヶ月ほど前に70歳になったが、まだまだ若いものに負けないつもりで、活動的に時間を過ごしている。「何かの事件の報道などで、3歳の幼女、12歳の中学生、55歳の会社員、などという言い方をするでしょう。年をとった無職の人となると、『○○歳の××』の××のところに入れる用語としては『年寄り』が常套用語になっているのじゃない?」と、まだ60代の私。

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2004/07/13

衰退する自民に見限りをつけるか、公明

 選挙が終わったこの時期、政界のうごめきが垣間見えて、政界野次馬にとってはいちばん楽しめるときだ。さまざまな人がテレビや新聞などに出て、いろんなことを言っている。その中で注目したのは、昨夜の古館のニュース・ステーションに出ていた矢野純也(洵也?)氏。もと公明党委員長ながら、今は政治評論家として裏情勢に通じているらしく、うがったことをいう。その人が、やがて公明党は自民党を見捨てるのではないかと、におわせていた。

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2004/07/12

消えずに残った小泉首相

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 数日前に出たTIMEアジア版7/12号の表紙および特集は「小泉、消え失せるか」であったが、かろうじて踏みとどまった。大敗予測のアナウンス効果、公明党の協力、党組織最後のがんばり、曽我さん再会の演出など、あれこれが効いたのだろう。しかし、踏みとどまったとはいえ、小泉らしい政治はますますできなくなり、人気も落ちていく。青木参院幹事長のいうように「死に体」、英語で言う"lame-duck"になっていくことだろう。

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2004/07/11

曽我ひとみさんのキス

040711Soga.jpg
「あっかんべぇ: ひとみさん、1年9か月ぶり再会」から転載】

 曽我ひとみさんの、夫ジェンキンスさんとの再開シーンには、驚いた。あれだけ人々が注視ている中での堂々としたキッス。自然にそうしたというより、こうしようと心に期していた、というように見えた。ジェンキンスさんの方に、オヤオヤという戸惑いが一瞬見えたが、ひとみさんの勢いに任せて、堅く抱擁しあっていた(握りしめていたアタッシェケースが邪魔だったが)。長く隔てられた二人の絆が、単なる夫と妻であることを超えて、男と女の関係であること、そのことを公然と見てもらいたい、曽我さんはこうしようと、決然とした気持ちで予定していたように私には思えた。

 曽我さんの帰国後の言動をずっと見ていて思うのだが、この人は、しっかりとした自分をもっている。抑えがちではあるが、自分の気持ちをしっかりと自分の言葉で語り、表情や仕草にも表す。日本人女性なら、普通こうするというレベルを知らないわけではなく、あえて自分はこうすると、控えめながら、自己主張している。えらいと思う。長年の忍苦を乗り切ってきたことが、このように強い人を作ったのだろうか。キッスシーンを見て、あらためてそのことを強く感じた。

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2004/07/09

試算隠し解明不要と原子力委員長

 原発の使用済み核燃料を再処理するか、しないで処分するか。舞台はいよいよ原子力委員会の長期計画策定会議に移った。このところ相次いで明らかにされたコスト試算資料の未公表問題が議論になったらしいが、近藤駿介原子力委員長は「事実解明の必要はない」「時間の無駄」と議論を打ち切ったらしい(04/7/9朝日新聞)。

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パロディー小泉『鈍』一郎削除要求騒ぎ

マッドアマノのパロディー「小泉鈍一郎」がネット上で話題になり、次々に引用されて増殖している。自民党は削除要求をしたが、時評漫画を取り下げさせようとは、言論の自由をいったいどう見ているのか。当然拒否されている。そのあたりのどたばたを伝えている、Purple Aquariusさんのパロディー小泉鈍一郎削除要求拒否。パロディーよりも、昨日の新聞に一斉に載った民主党に対するネガティブキャンペーンの方が、事実を歪曲した悪質なものではないか。自民党も劣勢の予想にじたばたしている。
 アメリカの大統領選でも、「鈍い」ブッシュが、同様にやりこめられている。

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2004/07/08

元警察庁長官銃撃事件急展開のかげに先端科学技術施設

 警察庁元長官国松孝次銃撃事件が、9年もたった今急展開を見せている。何で今ごろ?と、疑問を持った人が多かろう。私もそうである。その後の新聞報道は、その「何故?」に答えるいくつかのヒントを与えてくれている。その一つが、放射光施設SPring-8での分析結果だと聞き、にわかに腑に落ちた。この施設は、その計画段階から、建設、そして運営までに関係した。急に浮上した元長官銃撃事件と、この先端科学技術施設が、どう関係があるのか、少し解説をしてみよう。

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小沢征爾 in 水戸

 小沢征爾が水戸にきている。水戸室内管弦楽団の定期演奏会(58回)の指揮をとるためだ。年に1度か2度、この楽団の指揮を欠かさず続けてくれている。水戸市民としては、世界の小沢が、こんな地方都市に律儀にやって来てくれることをありがたく思う。小編成だが、この楽団のレベルはとても高い。総監督の吉田秀和、指揮の小沢が声をかけて、選りすぐりで編成されている。オーボエの宮本文昭、フルートの工藤重典など、名手がメンバーとなっている。潮田益子など、弦楽器には女性の優れた弾き手がそろっている。

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2004/07/07

宗教体験の脳科学

 人が神を信じ、宗教的な経験をするのには、脳の神経活動に根拠があるのだ、と主張する書籍「脳はいかにして〈神〉を見るか」(アンドリュー・ニューバーグほか著、PHP研究所 03年3月刊)を読んだ。

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2004/07/06

ブログを始めて一ヶ月

 ブログを始めて一ヶ月となる。ブログとは何か。自分のブログをどんなものとしていくか。まだまだ試行の状態だが、だんだん何かがつかめてきたように思う。自己流の理解だが、こんなものだな、とある程度の手応えを感じている。

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政見放送で唄う青島候補

 テレビでの候補者の政見放送は嫌いである。始まればチャンネルを変えることにしている。でも今朝は、青島幸男が今度の立候補にあたって何を言うのか興味があったので聞いてみた。驚いたことに、「チャンチャンチャンチャカラチャン」のおはやしで始まり、「有権者、気楽なもんだと、きたもんだ」と、むかし植木等がやっていた唄の替え歌を唄った。放送のあいだ3回も繰り返し、その合間にちょっとだけ話をした。貴重な時間の大部分を、力の無い、へたくそな歌声で埋め尽くした。「どんと行きましょ、投票へ」というリフレインがついているから、投票を呼びかける唄かというと、そうではない。飲み食いや買収やらで薄汚れた選挙の実態を揶揄する唄である。

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2004/07/05

『再処理工場の運転凍結を』との朝日の社説

『再処理工場の運転凍結を』と題する、04/7/5の朝日新聞社説は、このところ私がこのblogで書いてきたことと同趣旨である。原発の使用済み燃料を再処理するか、そのまま埋めるか。そのコスト計算が10年も前にできていたが、その資料を今日まで隠蔽していたことを責めている。非公開とした当時の状況については責められるべきだが、資料はおそらく忘れられていたのだろう。隠蔽とまで責めなくてもいい。ただし現時点であらためてコスト評価を客観的に行い、その結果次第で、再処理工場の運転凍結をするのがいいだろう。

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ハチの一妻多夫制が、巣の温度制御に好結果を

  ミツバチの生態には不思議なことがいっぱいあるが、今回オーストラリアの研究チームが見つけたのは、一妻多夫制(1匹の女王バチに20〜30匹の雄バチ)であることが、遺伝的多様性をもたらし、それがミツバチの適者生存を助けてきたらしいということである。

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2004/07/03

今月のチャレンジリーグ応募は5位に

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安孫子卓郎写真道場の「チャレンジリーグA組」6月分は、5位入賞でした。みなさんとてもレベルが高くて、上位入賞は至難です。入選作のタイトルは「公園レビュー」です。(画面をクリックすると大きな画像で見ることができます。ブラウザーの「戻る」で、元に戻ってください)

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核燃料サイクルのコスト高は、10年前からわかっていた

 原発の使用済み核燃料を再処理した場合と、そのまま直接処分した場合とで、どのくらいコストが違うか。最近にわかに問題となって来ているようだが、じつは10年も前に試算が行われていて、それが隠されていたことが明るみに出た(朝日新聞:「核燃料サイクル費用割高」10年前に試算、公表せず)。お役所(旧通産省)の隠蔽体質(どこかでも聞いたようなこと)もさることながら、情報を国民の前に明らかにして、議論しながら決めていこうという民主主義を成り立たせる根本姿勢が、原子力問題となると特に欠けていることが、またまた明らかになったことである。

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2004/07/02

豪雨による新幹線運休体験談

 30日午前中、静岡県に集中豪雨があって東海道新幹線が5時間近く停まった。影響を受けた9万人の一人で、再開後東京駅発一番電車に乗ったものとして目撃談を書いてみる。こういう事態でのJR東海の乗客への対応が心もとなかったこと、乗客もそれぞれなりの自己判断をせまられた経験であったこと、などである。

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