« 曽我ひとみさんのキス | トップページ | 衰退する自民に見限りをつけるか、公明 »

2004/07/12

消えずに残った小泉首相

040712Koizumi.jpg
 数日前に出たTIMEアジア版7/12号の表紙および特集は「小泉、消え失せるか」であったが、かろうじて踏みとどまった。大敗予測のアナウンス効果、公明党の協力、党組織最後のがんばり、曽我さん再会の演出など、あれこれが効いたのだろう。しかし、踏みとどまったとはいえ、小泉らしい政治はますますできなくなり、人気も落ちていく。青木参院幹事長のいうように「死に体」、英語で言う"lame-duck"になっていくことだろう。

 小泉さんが当初人気をはくしたのは、それまでの自民党政治に飽き飽きしていたところへ、「自民党をぶっ壊す」と世直し人として登場し、抵抗勢力相手に何かやりそうに期待できたからである。それが実はかけ声だけで、自民党と官僚の言いなりになる人だと、わかってしまったのが、今回の敗因だ。死に体になって、いっそう右顧左眄するようになったら、小泉さんの存在意義は全くなくなる。これから日本の政治はどう動いていくのだろう。

 小泉登場がなかったら、もっと早く自民党は自壊していたことだろう。それを3年押しとどめただけであった。後世この時代の政治史を語るとき、時代の変化を遅らせた「あだ花」としてしか評価されないのではないか。

 TIMEの特集(Unfinished Business)を読んで意外に思ったのは、外国人の目から見ると、小泉さんは改革者としての評価が結構高いことだ。改革の道半ばにして、もし去るとしたら惜しい、というような口調である。外から見ると、到底不可能に見えた金融改革を大胆に進めて不良債権問題の解決のめどをつけ、さらに財政出動に頼らずして景気回復を成し遂げつつある。これまでの日本にはなかった型のやり手首相であった。それだのに退場ということになるのだろうか、という趣旨だ。外(特にアメリカ)からみると都合のいい首相だった、ということなのだろうか。

|

« 曽我ひとみさんのキス | トップページ | 衰退する自民に見限りをつけるか、公明 »

コメント

はじめまして、若輩ではありますが、トラックバックさせてもらい増した。今後とも よろしくお願いいたします。

投稿: kgm | 2004/07/12 23:43

はじめまして、若輩ではありますが、トラックバックさせてもらい増した。今後とも よろしくお願いいたします。

投稿: kgm | 2004/07/12 23:45

KGMさん、小泉首相の「死に体」を、琴ノ若に対する朝青龍の負け戦(審判長に救われたが)になぞらえ、写真にして見せたアイデア、とても面白い。楽しみました。

投稿: アク | 2004/07/13 09:22

有り難うございます。
なんか、接続状況が不安定で、2回も投稿してしまったみたいです。
すみません、、

投稿: kgm | 2004/07/13 11:17

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/36654/951657

この記事へのトラックバック一覧です: 消えずに残った小泉首相:

» 死に体 [cyber cafe KGM]
一昨日の朝青龍、琴ノ若の取り組みで朝青龍の体がクルリと回り、背中が土俵についたと思った、その時、満員の観客は沸き返り、軍配は琴ノ若に上がりました。 ところが、... [続きを読む]

受信: 2004/07/12 23:38

» 死に体 [cyber cafe KGM]
一昨日の朝青龍、琴ノ若の取り組みで朝青龍の体がクルリと回り、背中が土俵についたと思った、その時、満員の観客は沸き返り、軍配は琴ノ若に上がりました。 ところが、... [続きを読む]

受信: 2004/07/12 23:40

« 曽我ひとみさんのキス | トップページ | 衰退する自民に見限りをつけるか、公明 »