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2004/07/22

二期会「ドン・ジョヴァンニ」を観に東京へ

 暑い。特に東京は熱せられたフライパン状態らしい。こんな時に行くものではない。とはいっても、半年も前に買ってある高価なチケットを無駄にするわけにはいかない。いつもなら前後にいろんな用事をつけて出かけるのだが、今回は最短の滞在にすることにした。夜の講演開始に間に合うように上野に行く。終演後は多少涼しかろう。四谷の東京宅までたどり着いて一泊。朝のうちに東京を発って水戸に戻る。

 二期会のオペラ「ドン・ジョヴァンニ」を観るためである。宮本亜門が新演出をするという。人並み程度のオペラ好きである。特に数少ないモーツアルトのオペラは好きである。「フィガロ」「魔笛」。何度も観ている。去年プラハへ行った。そこで初上演されて、喝采を浴びたという、この「ドン・ジョヴァンニ」も是非みたい。

 アンソニー・ルーデルの小説「モーツアルトのドン・ジョヴァンニ」を最近読んだ。プラハに滞在して、苦労しながらも、このオペラの完成に至る、モーツアルトの姿をフィクションを交えながら生き生きと甦られせている。見てきたプラハの街を思い出しながら読んだ。面白いのは、この稀代の色事師ドン・ファンのオペラを完成する過程で、カサノヴァが、純情なモーツアルトに色の道の手ほどきをした、という設定だ。

 このオペラは、とんでもない不道徳の男が当然の罰を受ける物語と見るか、モラルを超えた自由の賛歌か、さまざまな解釈があるようだが、宮本亜門がどのような演出をするか、楽しみに観てこよう。

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