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2004/12/19

新宿中央公園の青テント村消滅?

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【かつて青テントが並んでいた辺りでは、樹木の剪定と刈った枝の始末の作業が進んでいる】

 東京滞在のある日、西新宿をぶらついたあと、新宿中央公園まで足をのばしてみた。「新宿ナイアガラの滝」のある広場では、若者たちのグループがあちこちに陣取って、演劇やダンスの練習をしている。ホームレスたちは、暖かい日だまりで、麻雀卓を囲んだり、将棋をしたりしている。いつもののどかな風景だ。しかし、わきの階段を登り、「区民の森」の方へいってみると、様子が一変しているのに驚いた。青テント村が一掃されている。辺りの樹木の枝は極限にまで剪定され、その枝や枯れ葉は機械に掛けられて,細粉と化している。初冬の柔らかな日射しが地面を照らし、これまでの陰湿な区画のイメージを一変させている。かつては青テントに囲まれて居心地の悪そうにしていたブロンズ像「瞭」(分部順治・作)が、今ではぽつんと寂しそうにしている。

 250人ほどのホームレスが暮らす最大規模の青テント村として知られていたところだが、いったい彼らはどうなったのだろう。下の広場の片隅には少数ながらテントは残っている。テントもなくベンチに寝転がっているホームレスを多数見かける。「区民の森」の周辺部にがんばっている青テントが見える。しかし大部分のホームレスたちはどこかへ移動していったのだろう。ここのホームレスたちには、後援組織があり、自立支援と宿泊施設への入居に向けて、都との話し合いが進んでいるとの話は耳にしていた。それがいい方向へ行き、その結果としての現状なら、喜ばしい変化だ。何も知らない私は、穏やかな日射しのもとに佇みながら、剪定作業と、その結果として妙に寒々しい光景と化した公園の一角を眺めたのだった。

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