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2005/02/05

鹿島茂先生からの返書

 先日このブログに書いた「鹿島茂先生は、どうしてキュリー夫人をユダヤ人にしてしまったのだろう?」に、鹿島先生から返事があった。じつは、この記事のコピーに、手紙を添えて、先生の大学宛と、中央公論新社・中公文庫担当者宛に送ったのだった。先生からさっそくご返事をいただいた。

 この度は拙著『フランス歳時記』について貴重なご指摘をいただきまして、誠にありがとうございました。今後の参考にさせていただきます。
 ○○様のますますのご健康とご活躍をお祈り申し上げます。

と本文にあり、自署があった。

 返事をいただいたこと、私の指摘した問題点をたぶん理解していただいたであろうこと、を多としたい。無視され、返事はないのではないか、と予想していた。売れっ子で多忙の先生である。送受信する郵便物も大量だろう。その中できちんと対応してくれた。当の出版物の改訂はおいそれと期待できないが、再びキュリー夫人をユダヤ人とされることはないだろう。影響力のある先生が書かれたことで、この誤解が日本に定着するのをおそれた。一石投じてよかったと思う。

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