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2005/08/19

裂織をご覧になりませんか

3rdExhbtHagaki

 裂織(さきおり)とは手織りの一種である。古い布を裂いたものを、織り糸ととして使う。古着のリサイクルとして、日本各地で昔から行われていたらしい。布はとても大事なものだった。現代、それは手織りの手法の一つとして甦った。伝統的なもの、美術工芸的なもの、そして日常着などとして、このところ織る人が多い。私が姫路に赴任していたころ、私の連れ合いはその地で手織りを習い、裂織にひときわ興味を感じたらしい。

 全国規模の展覧会があり、その第2回に応募して入選した。気をよくして、今回の第3回展にも出品し、入選を果たした。その作品を作るにあたっては、多くの方から、和服の提供を受けた。その事情や、作品についての紹介を、HP本館に書いている。第3回全国裂織展は、8月24日(水)から30日(火)まで、上野広小路・鈴乃屋本店で開催される。興味のある方は、おいでいただきたい。私も「くろご5号」として、この展覧会のお手伝いをしている。21日(日)から、そのための東京暮らしとなる。しばらくブログをお休みすることになろうか。

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2005/08/17

国際宇宙ステーション、アメリカはやめる気だ

 ニューヨークタイムズ(NYT)が05年8月14日の社説で「宇宙ステーションは必要か」と論じている。宇宙ステーションとは、国際協力で進められている「国際宇宙ステーション(ISS)」のことである。こういう社説を読むと、日本の常識では、政府が進めている計画を、マスコミを代表者とする世論が、止めよと主張しているように見えるのだが、この場合、そうではないだろう。ISSを止めたがっている米政府(NASA)の意向を汲んで、NYTが、国際世論つくりを手助けしていると、私には読める。

 ISS計画は米政府にとっても、米国宇宙開発関係者にとっても、とうにお荷物になってきている。ISSを続けている理由として、社説では二つをあげている。一つは、国際約束があるから。もう一つは、今後の宇宙開発に有益な科学技術上の知見を得ることである。国際約束に関しては、もう果たせそうにないし、関与する国(15パートナー)も予算事情からして、中断を歓迎するのではないか。科学的知見に関しては、計画の変更・縮小により、ほとんど見るべきものがなくなっている。

 それに対し、計画を続けるために必要な経費は巨額にのぼる。また計画続行のための技術的状況が、スペースシャトル技術の現状からして、難しくなっている。協力相手国と話し合って、やめることにした方がいい、というのが、社説の主張だ。これは、おそらく米政府やNASAの首脳部の考えていることだろう。

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2005/08/15

無駄死にだった大多数の戦死者(元将校からの聞き語り1)

 太平洋戦争で、200万人を超える兵隊が死んだ。その大半は無駄死にであった。犠牲者をできるだけ出さないよう戦う、という方針は、当時の軍隊になかった。兵力の差から、到底勝てっこない、無謀で無策な戦闘を、敢闘精神だけを頼りに、やみくもに推し進め、戦死者だけを増やした。最後の一兵まで死守せよ、「生きて虜囚の辱めを受けることなかれ」、むしろ自決せよ、が、命令だった。

 ビルマ戦争に従軍し、からくも生き残ったO元少尉は、現在83、4歳。「生き残り症候群」になやまされ続けてきた。元気でいるうちに、自分の経験したビルマ戦争の真実を語り伝えたいと、私と会うたびに断片的にあれこれ話してくれる。今日は終戦記念日である。Oさんから聞いたことから、ひとこま書いてみよう。

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2005/08/14

小泉政治、危険な単純化

 私は、何度も書いてきたが、小泉改革に賛成の立場だ。もちろん郵政改革にも賛成だ。しかし、今回の小泉首相のやり方に、危険なものを感じる。郵政改革に賛成か反対か、それを問うのだという。非常にわかりやすい。対立軸をわかりやすくして、その是非を問う。負ければ辞めるという。いさぎよく、純粋で、往生際が良さそうに見える。しかし、これは危険な大衆操作ではないか。過激である。穏やかさを重んじてきた日本人の体質が、この危険さに本能的に気づいて、ノーを言ってくれればいいが、一方では、日本人は、この種の単純化にのせられてきた前歴もある。心配だ。

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2005/08/09

近況と雑感

 しばらくブログを空けることになりそうなので、近況を書いておきたい。ついでに小泉首相の政治行動についての感想なども。

 8月に入って、やけに忙しい。世間では夏休みの時期である。遅ればせながら猛暑がやってきている。間もなくお盆休みで、動く人が多い。こういう時期、年寄りはエアコンの効いた室内に蟄居しているべきなのだ。それだというのに、何としたことか、外に出かけなければならない用事が、7月末から8月末まで断続的に続くのだ。カレンダーで数えてみると、8月中で、本拠の水戸自宅にいる日がわずか9日である。それ以外は、信州の友人宅その他で4泊のほかは、東京での用事である。

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2005/08/02

核攻撃に備えるのか防衛庁

 市ヶ谷の防衛庁で新しい建物の建設が進んでいる。地下5階、地上2階という、主要部分が地下に潜り込んだ建物だ。03年末に着工し、07年2月末に完成するという。なぜこのように異様な建物が新たに建設されるのか。事情を知らずの、単なる憶測にすぎないのだが、核攻撃があった場合でも、防衛機能を維持するための施設かと、勘ぐりたくなる。

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