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2006/01/22

「光」接続で苦労する

 Bフレッツが入ったのはいいのだが、設定には苦労した。次々に不具合が出て、3日間にわたり苦闘した。3台のパソコンをつないで使っている。それがみな違う。ウィンドウズXPが一つ、ウィンドウズ2000が一つ、もう一つはMacOXである。説明書にそれぞれについて設定の仕方は書いてあるが、それらが両立しないらしい。接続方法については、簡単にリーフレットになっている説明書が、NTTと、プロバイダーからそれぞれ二通り、計4通り、ほかにNTTからは、接続機器についての100ページを超える取扱説明書(以下「取説」)が来ている。パソコンにセットするだけで設定できるとのCD-ROMも、両方から合計3枚来た。取説には、簡単設定とか、丸ごと設定とか、詳細な手作業による設定とか、何種類も書いてある。多すぎて、どれも半端。その間をウロウロと迷ってしまった。あとで分かったが、プロバイダーの資料に書いてある接続法は、NTTの提供してくれた機器に、対応していないらしい。また、どの説明書にも、複数台異機種をつなぐ場合の説明はない。私はパソコンやLANにそう詳しくはないが、それなりに経験と知識は持っている方だと思う。その私がこんなに苦労するのだから、まるきり素人の人は、途方にくれるだろう。

 最初XPで設定した。今やXPが主役である。説明書でもXPをメインに書いていて、その他はお添えもの程度の説明しかない。申し込みに行ったNTTのサービスセンターの人も、XPなら素人さんでもできますが、というようなことを言っていたのを思い出した。これはプロバイダーの簡単マニュアル通りの手作業でうまくいった。添付のCD-ROMなど要らなかった。Macもお添えもの程度の手引きで何とかつながった。ところが2000がつながらない。私のメールとHP本館はそちらでやっている。弱った。そこで、2000をNTT提供のまるごと設定のCD-ROMで、設定してみた。XPが死んだ。ワイフが一日メールができなくなった。どうしてくれるのよ。男は弱い。夜を徹してがんばった。が、どうにもならない。どうやら二つの設定がガッチンコしているらしい。翌朝再起動したMacまでつながらなくなった。最古参の2000だけで世界につながっている状態で、ブログの一つ前のエントリを書いた。ワイフも使ったことのない2000上で、代替のウェッブメールでメールをしてもらった。

 接続については、3年前の知識しかない。もう少し勉強しようと、本屋に走り、LANとブロードバンドのつなぎ方を書いてある参考書を買ってきた。それには、まずLANを構築し、それからインターネット接続をしろと書いてある。その通りにしたが、うまくいかない。NTTが提供してくれた機器に、ルーター機能があるのかさえ疑問になってきた。

 もう一度やり直すことにした。まず、機器内に書き込まれている情報を消去してきれいにする。このための初期化は、機器の底面にあるリセットボタンを押しながら、電源コードをつなぐことでできる。それも何十秒か押し続けなければならない。このやり方が分かるのに、時間がかかった。取説の最後のところに書いてある。百ページ以上ある取説などいつもは不要だが、今度はあちこち、かなり読み込んだ。前回に懲りて、まず2000から設定する。それはつながった。しかし、Macも、XPもつながらない。ADSLの時は、ほとんど何もせずにつながったが、だめである。それぞれを何度も設定してみたが、うまくいかない。後で考えてみると、個々に一台だけつなぐ方法をやっていたようだ。すでにつながっている接続に、追加パソコンをつなぐ方法ではなかったのだ。

 やっと明かりが見えた。Macをネットワーク設定するやり方が、取説の付録部分に書いてあるのを見つけた。最初に参照してやったのと全然別のことが書いてある。詳細はどうでもいいが、片方には「PPPoEを使って接続する」でやれ、と書いてあり、もう一つには、「PPPoEを使って接続する」のチェックを外せとあり、「本商品を使ってBフレッツに接続するときには使いません」と断り書きが添えてある。これに従ったら、Macの接続が成功し、何のことはない、気がついてみたら、いつのまにかXPまで接続していた。2000を接続したら、XPはLANケーブルをつなぐだけで、接続するのだ。それが最初はどうして駄目だったのか、いまだに不審である。

 ユーザーのBフレッツ接続の事情は、それぞれに違う。どれにも対応できるガイドを提供することは難しいかも知れない。しかし、断片的なあれやこれやのやり方を、並列的にたくさん提供するNTTとプロバイダーの対応ぶりはお粗末だ。多分いくつかのケースをツリーにすることができるだろう。それぞれに応じて、的確な方法を指示すべきだろう。こういうきめ細かさの足りないところと、東証のシステムトラブルと、日本のIT産業の未熟さという点でつながっているように感じた。

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