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2006/02/22

アイルランドの自然

SunriseCong

 久しぶりにフォトギャラリーに新しいアルバム『アイルランドの自然』を追加した。昨秋、アイルランドをレンタカーで回ったときのものである。旅行の詳細については、ホームページ本館に、バートナーのみやが書いた『アイルランド旅日記』を掲載中である。

 アイルランドの自然は、さまざまな面を見せてくれるが、ひとことでいえば、荒涼の中の美しさともいおうか。山は、ごつごつとした岩肌に覆われ、谷は、さびしく通る人もまばらである。海は、際まで岩が覆い、海藻が堆積する。空には、雨雲が走り、降ったかと思うと、さっと晴れあがる。虹を見ることが多い。日の出前、空はあかね色に染まり、日没も美しい。そんな印象を何枚かの画像で。
 なお、このアルバムは、アクが所属しているニッコールクラブ東京デジタル支部の会員によるリレーアルバムの新規分として作成した。

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コメント

アク様

新参者のくせして、初めてのブログ書き込みでは、変な勘違いして、コメントにズラズラと名前をつらねてしまったことにすっかり焦ったくせに、またここに書き込みしてしまいます。
うるさいことで、ごめんなさい。どうか適当にあしらってくださいますように。

初めてこちらにお邪魔させていただきましたとき、「アイルランド」が、ドォっと目に入るような画面でした。どうやら昨年ご夫妻で当地をご旅行なさったとか、(舌戦を録音したいほどの)を横目で拝見しながら、「私のアイルランド」もそのうちお話できたらな、なんて思ってましたが、本日トップに表れてる画像から、やはり少しずつですがどうしてもお話したくなってしまいました。

その昔、十年ほど前になるでしょうか、私はアイルランド、スコットランド文学研究者のグループにまぎれこみかの地を訪れました。一週間にも満たない滞在でしたが、やはり私も司馬氏の「愛蘭土紀行」を携えて。私はダブリン周辺にしか滞在してませんが、その印象は強烈でした。帰国後いろんな縁もあって「ケルト文化研究会」みたいなもので雑学させていただいてます。そう、シングの「アイルランド紀行」その他「海に駆りゆく人々」等のいくつかの戯曲を輪読させていただいたりしました。アイルランドに関するドキュメント映画「アラン」とか、「アンジェラの灰」のような作品とかズルズルとアイルランドを引きずっていますが、それが小島氏の「私の作家遍歴」にもつながったと思います。今更、なんで小泉八雲だよぉ?って読み始めたのですが・・・この話はさておき、その私の短い滞在中に、あの「風とともに去りぬ」のスカーレット・オハラが最後の場面でタラの丘に向かって語ったという荒涼としたタラの丘を
訪ねた宵に、当時超話題になってたミュージカル「リバーダンス」を現地でギネス・ビアを片手に観ることができたのは圧巻でした。その後、日本でも何度か上演されてましたが。そしてもひとつ懐かしいのは「パブ」。私の場合はホームステイでしたが、その家にもヨーロッパから毎夏語学研修で滞在する若者たちがいましたが、その家の女主人と彼らとともに行ったパブでアイリッシュ・ウィスキーなどをかたむけながら老若男女が集い歌い踊る愉しさを思い出させていただきました。
アク様でさえインプットなんですか、こんなにアウトプットされながら、そしてこれからも変化して下さるのですね、タノシミデ~ス。

投稿: ハルちゃん | 2006/02/23 20:38

ハルちゃん
 今までは、風旅さんから保坂、小島信夫とつながって話していたのだろ思いましたが、アイルランドのことを書くと、そちらも関係ありとは、何かとつながりがありますね。
 旅日記は、これからダブリンになります。ダブリンではもっぱら市内ばかり歩いていました。もちろんパブには毎日。その写真は別の投稿板に出しました。よければ、こちらをごらんください。出てくる画面(これはアイルランドの人々を撮ったスナップですが)をしたまでスクロールして、「次の5件」ボタンをクリックすると「アイリッシュパブ」が出てきます。

投稿: アク | 2006/02/23 20:58

アク様

ありがとうございます。

拝見いたしました、お写真たちを。
まぎれもなく私の記憶にある「アイルランドのひとたち」そして「あのアイリッシュ・パブ」、10年前とは経済状況もはるかに好転してるように聞いてますが、あのパブの様子はそのころとほとんど変わり無いようにみえます。
「アイルランド旅日記」少しずつ読ませていただきたいと思ってます。

ところで、アク様は来月25日しぶや文学館で開催予定の「小説対話」については、ご存知でしょうか?「残光」でも第1回同時進行的に語られてました、小島氏と保坂氏の対談というかトークショーの第2回目(最後になるかもしれません)です。もしご興味がおありでしたら、保坂氏の掲示板で予定が紹介されてるのでご覧になってみてください。今、私から余計なお世話をしていますのも、どうやら事前予約が必要で、しかもそれは明日2月25日10時からの電話受け付け開始とのこと。前回もなんだか結構早めに予約いっぱいになったらしいので、気が向かれるようでしたら何かの参考にしていただけたらと思いました!

投稿: ハルちゃん | 2006/02/24 22:59

ハルちゃん、情報をありがとうございます。
 小島・保坂対談は、とても興味があるのですが、3/25は都合がつかず、見送らざるをえません(しぶや文学館ではなくて、世田谷文学館ですね)。「手紙」など読み進め、ますます小島の小説世界に惹き込まれています。当分の間の読書の予定を全部変更して、小島をずっと読んでみる気にもなっているほどです。だから、本人がどんな人で、どんな声で話されるか、自分の目で見、聞いてみたい気持ちは大いにあるのですが、予定を無理して、人数制限の中に割り込むまでしなくても、今のままの小島のイメージで十分です。ハルちゃんがいらっしゃるようでしたら、その印象をお伝えください。
 保坂さんのお骨折りで、『寓話』が再刊というか、個人出版という形で手にはいることになりましたね。これは私も予約をしました。
 アイルランドの写真を見ていただいて、ありがとうございました。アイルランドのこと、そのうちにまた書き込んでください。ハルちゃんと私との個人的対話を、このブログのコメント欄でするのは、ハルちゃんは多少気が引けるかもしれませんが、きっとおもしろがってくださる読者もいらっしゃると思いますよ。「手紙」の展開に似てくるかもしれません。
 小島の『残光』に出てくる国分寺の自宅付近に知人がいて訪ねたことがあり、あの辺りのことがある程度想像がつくこと、『手紙』や『残光』に出てくる信濃追分には、私の知人の山荘があり、私は毎年1,2回は滞在していること、『手紙』でいちばんいい箇所だと何度も『残光』で言及されるシーンが起きた、石尊山への山道のことはよく知っていることなど、どうでもいいけれども、個人的には思いがけないつながりもあるのです。
 そういえば石尊山への登山行のことは、このブログに書いています。こことその続編、またその直前にも、それ以外にも追分のことを書いています。おひまの時にお読みください。あの辺りの雰囲気が分かるかと思います。信濃追分(堀辰雄、立原道造などで有名)は今でも文人が多く住み、私の友人と進入路を共有している山荘には、ある有名な現役作家が住み、お見かけしたことがあります。なんだか、関係のないおしゃべりをしてしまいました。

投稿: アク | 2006/02/25 09:55

アク様

そうなんですか、さすが「寓話」もすでに予約していらっしゃったのですね!わぁ~い!!私?もちろん注文してます。

>「手紙」など読み進め、ますます小島の小説
世界に惹き込まれています。当分の間の読書の予定を全部変更して、小島をずっと読んでみ
る気にもなっているほどです。

と、すると「レヴィナスを読む」はどうなっちゃうんでしょう?こちらについてもいつか、ついていけないながらも、なにかとお教え頂きたいとおもってましたから・・・
でも、わたくし「残光を読む」で、小島作品から長いこと離れていらした方が、今ここで「残光」を読まれた後の率直な感想に、全く立場の違う人間でありながら、とても共感できる雰囲気を感じとらせていただいて、なんだかとっても心を動かされたものでした。そして、やすきに流れるとおっしゃりながらも、これもなかなかた易くない、などとおっしゃたことにますますうれしさを感じたものでした。そうしてこのサイトコメント欄にまさしくツンノメリ、だったのです。

>ハルちゃんと私との個人的対話を、このブログのコメント欄でするのは、ハルちゃんは多少気が引けるかもしれませんが

ほんとによくお気遣いくださる大きな心の持ち主でいらっしゃるのですね、ハイ、自分の言葉がどんなに少ない数でも不特定多数(少数でも)目に触れるということに不慣れなものにとっては,戸惑いつつ戸惑いつつ、なのでした。(その割には頑張ってましたよね!ほめてください)

>「手紙」の展開に似てくるかもしれません。

ですって!なんというおことば、でも次の瞬間、こんな発想ってありなのか~と妙に気の抜けた気分にならせていただきました。

そしてこのサイトを貶めない程度におばかなコメントさせていただけるのかな?と勝手にほくそえんでおります。

「アメリカンスクール」で感じた違和感についてアク様の「ワシントンハイツ」の記事でイメージが鮮明に浮かび上がってきました。英語教師たちを通してのアメリカに対する感じ方は戦後すぐから60年過ぎた現在でもほとんど変わってないのかな。とすると、小島氏はその当時今も色あせないものをキャッチして小説にした方なのでしょうか?
アク様は「残光」を読むにあたっていろいろと土地感のアドバンテージをお持ちだったのですね。でもほとんど先入観をもたずしてのあの感想は、私にとっては意外で、うれしいものだったのです。

文学館、訂正ありがとうございました、頭の中では世田谷だったのですが、どこか回路が狂っていてしぶやと表記してしまいました。
やはりずっこけ、つんのめりハルちゃんでした!

投稿: ハルちゃん | 2006/02/25 21:40

ハルちゃん
 少し間を置きました。「手紙」を再読されると、いつか書いておられましたね。私は、ゆっくり読んでいます。就寝前と、早朝目覚めたあとの時間だけ、読んでいるからです。小島のものは、ほんとうに面白い。この小説を書き始めてすぐに、この小説造りに関係する周辺の人々を登場させ、作者は後ろに引っ込んで、その人たちに語らせる、どこまではほんとでどこからがフィクションか、まったく人を食ったようなところにユーモアを感じます。小説は過程が面白いんだ、という、その通りです。それでいて、何か謎めいた真相らしきものを引きずり、読者の興味をつないでいく。うまいなあ、と感心します。35節あたりからGなる人物が登場しますが、これはかつて私が興味を持った後藤明生なんですね。二人は師弟のような、ライバルのような微妙な関係。後藤明生も追分の住人だった(もう亡くなった)。この人のことは「吉野太夫」「壁の中」で書いている。どこかで、小島と後藤ともう一人、「ダラダラ書く」という共通点を指摘していましたが、ほんとそういう感じ。二人は同質のものを感じながらも、異質の部分にこだわって、反発しあっていたような。今日はこんなことで。

投稿: アク | 2006/02/27 11:57

アク様

いつもつたないコメントに、律儀にお返事ありがとうございます。

「石尊山」のお写真と記事拝見させていただきました。このような背景の中、小島ご夫妻が夏の間避暑地として滞在され、散歩されていたのか、とイメージがより具体的に浮かんできてうれしくなってしまいます。それとアク様ミヤ様ご夫妻のなんともいえない「味」みたいなものもほんのり漂ってくる文章でした。
「小説の自由」を偶然知ってその中に今アク様が仰るように、その読んでる過程にしか面白さはないんだ、という言葉に大いに力を受けたような気がします。何が面白いのか、うまくは語れない、けれどどんどん読んでしまう、それをよんだからって何のメリットがあるんだい?って問われても、メリットなんてな~んにも呈示できない、そんなの無駄な時間じゃないか、っていわれれば、はい、無駄です、自分自身が成長したかしないかがわかるわけもなく、人様のために役立つように時間を費やしたほうがましではないか、といわれれば、ああなんて無駄なことに時間を費やしてしまったのだろう、と思ってしまったり。。。
社会生活を円滑に行おうとするとき、優先順位を無意識的にたてて、最大限に無駄を排除できるヒトが有能なヒトとみなされてるように思います。その過程でほんとはそこで留まりたいのだけれど、もう少し無い頭で無駄な考えしてみたいのだけど、それって何の役にたつの?みたいな世界で生きてきたような私が、一昨年ほど前から年に少しばかりの余裕の時間を確保できたのでした。役に立たない読書、時間を忘れ読みつづけることのできる至福のひととき。
故後藤明生氏についてはお名前しか存じ上げないのですが、このサイトでアク様がある時期気になさってた作家とは存じ上げてました。その前に保坂氏がどこかで小島氏に向かって後藤氏について、よくは思い出せませんが一言述べてたような記憶はあります。
「残光」について述べてくださってたこと、そして「手紙」が面白いと語ってくださってること、私からはなんら啓蒙的なものは発信できませんが、どこかに共振できるかたがいて下さってることに歓びを感じています。

投稿: ハルちゃん | 2006/02/27 20:07

アク様

ひとこと述べ忘れてました、「内田樹の研究室」、いいですね、愉しんでます。そして「アイルランド旅日記」も。なかなか刺激的です、ボウトウカラ。

投稿: ハルちゃん | 2006/02/27 20:22

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