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2006/06/04

「アイルランド旅日記」を終えて

 HP本館のほうで連載してきた「アイルランド旅日記」をやっと終えた。去年の9月から10月にかけての旅行分を、延々7ヶ月、21回に分けて書いてきた。旅行記を書くのは、いつものことだが、パートナーのみや。メモ魔で、まめな人だ。旅先で詳細にメモを取り、細部にわたる旅日記を飽きもせず書く。その根気に、こちらは根負けだ。今回は、他に時間を取られる事情があり、完成に手間取った。次の旅が決まったことで、プレッシャーがかかり、出発まで5日というところで完成した。

 その旅行記作りの内輪話でも少し書こうか。この何年か、年2回のペースで旅をしている。そのたびに旅行記をHPにまとめている。掲載分だけで、12編になる。HPなど持たなかった時期から、旅行記を書いていた。私家版の本に、2回まとめている。旅行記作りは、二人の旅行趣味の一部となっていて、年季が入っている。どこかで書いたが、旅を3段階で楽しむ。1)旅の計画と予備情報の収集・調査を楽しみ、2)旅そのものを楽しみ、3)旅の記録を書くことを楽しむ。ほかに私には、旅写真の楽しみがある。HPに載せた旅行記で未完成のものもある。完了前に次の旅が始まってそのままになってしまったもの、仲間とのメーリングリスト上で原稿は完成していたが、HPへの掲載が未了のものなどがある。一度、私が書こうとした場合がある。メリハリの利いた旅行記を、俺が書いてみせようと、大言壮語したのはいいのだが、根気が続かず、書きはじめてすぐに放棄してしまった。やはり、みやのまめさにはかなわない。

 みやが書いた原稿に、いつも私がボロクソに文句をつける。何度も書き直し、HPを編集する段階で、ときには私が手を入れるなどして、毎回分を掲載する。この共同作業なしには、旅行記は完成しない。みやは、地理音痴である。方向感覚がなく地図が読めないから、町をどう辿り、どこにどう行ったか、分かっていないところがある。メモにしたことをそのまま全部、時系列で書こうとする。もと高校世界史の教師であるから、歴史に詳しい。旅のメモに歴史解説が加わり、長文となる。どうでもいい細部を捨てられない。読み手の視点からすると、細かすぎ、読み物として平板になりがちだ。以上、私のお決まり批判だが、直らない。この点をめぐって、せめぎ合う。それも楽しみのうちである。

 今回書き終えたアイルランドへの旅では、レンタカーを借り、およそのルートを決め、あとは行き当たりばったりの旅をしてみた。といっても、できる限りの情報を入れ、ある程度の計画をたて、それを柔軟に変えながらの旅だった。日本語で頼りになるガイドブックがほとんどなかったので、ロンリープラネットなどの英語のガイド本や、アイルランド観光庁で手に入れた資料などに頼った。地図も現地で詳細なものを手に入れた。航空券の入手、都市部でのホテルの予約、レンタカーの手配、その他もろもろを全部私がした。いわば私が、旅行社であり、ガイドであり、ドライバーであり、ポーターであった。パートナーにとっては、自分一人のために、こんなに優秀なガイドを雇えたのだから、極楽旅行だったことだろう。それにしては、注文も文句も多い客だった。「感謝が足りない」と、ちょっとぼやいてみたら、「客にそんなことを言ってはいけません」ときた。そうだ、私は旅行社社員だったのだ。いつも海外旅行にでると、1、2キロ太ってくるのだが、この旅行では、私は体重を減らして帰ってきた。苦労を察してほしい。

 先にも書いたとおり、まもなく次の旅に出る。これはツアーに参加しての旅で楽だ。みやはシルクロード本で、予習もしているようだ。第1段階を急遽進めているところだ。どんな旅になることか。帰ってきたら、また次の旅行記のスタートだ。

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