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2006/09/15

妻 籠

060915tsumago

  妻籠、中仙道沿いの民家の格子窓(クリック→拡大)

 パキスタン・チトラルへの旅から帰って3日目。パートナーの用事(『「裂織人を訪ねて」を紹介する』06/8/10)で木曽へ出かけた。そのついでに、妻籠(つまご)を訪れた。二泊三日の旅の間、折悪しく秋雨が続いたが、最後の半日だけ上がってくれた。人影少なく、静かな妻籠の街道を歩き、本陣、脇本陣を訪ね、藤村の時代を偲んだ。馬籠から妻籠にいたる峠道は、『夜明け前』の有名な書き出し、

 木曽路はすべて山の中である。あるところは岨(そば)づたいに行く崖の道であり、あるところは数十間の深さに臨む木曽川の岸であり、あるところは山の尾をめぐる谷の入り口である。一筋の街道はこの深い森林地帯を貫いていた。

の雰囲気をいまだに持っている。街道の家々の並びは、『夜明け前』の時代と変わらぬ佇まいを見せているようだった。

【06/9/17追記】
妻籠での写真を『妻籠印象』として、フォトギャラリーに載せました。ごらんください。

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コメント

古い格子窓を背景として、使い込まれた魚篭にさり気なく生けられたお花が、何とも印象的で思わず、息を呑みました(溜息)。夏の名残の花と芒がなんともいえない情感を醸し出し、何よりお写真の構成(花の位置)が素晴らしいですね!フォトギャラリーも拝見して、木曽路の秋の気配と古民家独特の“しつらい”がもたらす温かさが、こちらまで伝わってきました。

投稿: 梅吉 | 2006/09/17 16:16

梅吉さん、写真をおほめいただいてありがとうございます。私の写真はどちらかというと、スナップ系ですが、今回は心象的に撮る試みをしたのでした。それがアピールしたのはうれしいです。

投稿: アク | 2006/09/17 17:02

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