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2007/02/12

出かけていて

 しばらく東京へ出かけて、いろんな用を足していた。東京では、水戸での日常とは別世界にいるような心境になっていて、ブログを書く気になれない。インターネット環境も悪い。次のエントリが待たれているのは分かっていたが、申し訳ない、お休みをいただいた。しかしコメント欄に多くの方から書き込みをいただいたことで、ブログは生きていて、ありがたかった。

 以前からの読者はご存じだが、退職以来、水戸を本拠としながら、そこに常時いるわけではない。東京に居所を持ち、そちらで月に2,3回、毎回1−7日を過ごす。海外旅行もする。本拠にいて、ふつうの生活をし、ゆっくり本を読んだりパソコンに向かっているのは、ほぼ3分の2程度の日数だ。ブログやHPを書くのもその期間だけである。

 こうした生活を続けてきて感じるのは、年とともに気分の切り替えが素早くできなくなっていることだ。出かけたとき、非日常への気分への切り替えは問題ない。好奇心旺盛だから、お出かけモードは大好きである。毎日出かける場、用件が変わっても適応できる。タイトなスケジュールも、ハイな気分で乗り切ってしまう。問題は帰ってきてからだ。リハビリが必要である。1日2日ぼーっと過ごし、身体を休めないと、ふだんの生活に戻れない。長く留守をするほど、日数がかかる。今回は7日も出ていたので、きのうは帰ってから、何もせずにぶらぶらしていた。

 妻を見ていると、場所の移動への対応が早い。どうやっているか。やたら忙しく働くのである。掃除、洗濯、買いものと、ふだんよりずっとハイテンションで働き、たちまちその場に適応してしまう。女性のDNAに刻み込まれた営巣本能かと、私は観察しているが、これは女性差別的見方だ、柳澤発言と同類だ、と非難されそうである。

 私のやり方は、何か新しいことをはじめることである。出かけることで中断してしまった仕事は色あせて見える。また取りかかろうとのモティベーションを呼び起こすのが容易でない。新しい本、新しいテーマに立ち向かうのが、いちばん気持ちをかき立てやすい。今度は、何にしようか。ぶらぶらしながら、まだ考え中である。

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コメント

久びさの書き込み、読みました。ご活躍のご様子。正直、安心しました。 

  いぬころの道忘れたる冬田かな

船で1時間もいけば、尾崎放哉の庵がある島に行けます。

ご自愛ください。

投稿: sollers | 2007/02/12 20:40

アクさん

72才のお誕生日おめでとうございます。

私は女性でありながら、お宅の奥様のように素早い対応はできません。ですから、すべての女性が>女性のDNAに刻み込まれた営巣本能かと、私は観察しているが、これは女性差別的見方、
というわけではないでしょう。

おそらく、それは奥様の努力から生まれたものですよ。
夫と妻が、一緒に出かけて疲れて家に帰ってきたとしても、まずお茶をと言って、お茶をいれるのは普通は奥様の仕事なんです。

決して、DNAじゃありません。科学者らしからぬお言葉に、一言書きたくなりました。

奥様の優しさと努力にどうぞ感謝の一言を!

投稿: 美千代 | 2007/02/13 00:00

sollersさん
ご心配をかけました。やはりブログを留守にしてはいけないですね。放哉の句、適切で痛み入ります。

美千代さん
「女性のDNA云々」は、最近の放言、科学知識の悪用の風潮などを念頭において、ひねって書いたつもりだったのですが、やはりこんな「不適切な表現」をそう易々と口にしてはいけなかったですね。

投稿: アク | 2007/02/13 19:58

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