« ドイツ滞在の印象(1) 地方の豊かさ | トップページ | メールアドレスのトップページ掲載を求める、ニフティ »

2007/05/17

ニフティから会員資格停止の警告

 外国旅行中にたまった数百通のメール(迷惑メールやジャンクメールは別に振り分けたあとの実質メール)を整理していて驚いた。このブログとHPを置いているニフティから、会員資格を停止するかもしれないという警告が来ていた。理由は、ブログのトップにメールアドレスを明記していないのは利用規約違反だから、というのである。なぜそんなことになったのか。ある閲覧者が「このブログは、規約違反ではないか」とニフティに連絡するという、嫌がらせをしてくれたらしい。どうやら、あの人が動いたようだ。まったく情けない。

利用規約 ココログという、ニフティがサービスしているブログを利用している。開設したときに利用規約なるものがあるのを見たような気がするが、一条一条読むなどしない。ソフトのアップデートをダウンロードするさい、規定など読みはしないで、「同意します」というボタンを押すのと同じである。

 あらためて読んでみた。6条の3項というところに、こうある。

 3. ユーザーは、自己のホームページのトップページ上に自己のメールアドレス(ニフティに登録したものに限りませんが、到達可能なものに限ります。以下同様とします。)を明示するものとします。

メールアドレス記載は避けるべき これはニフティのホームページに関する規約だが、ココログにも適用される。しかし今どき、HPのトップにメールアドレスをぬけぬけと書く人がいるだろうか。たちまちメルアド収集業者の名簿に収録され、迷惑メールがわんさと到来することになる。近頃は、ブログのコメントや、掲示板などのメルアド欄は【必須】ではなくなった。書かなくてもいいのである。これは、メルアドを、秘匿してよい(秘匿すべき)個人情報と考えるようになったからだろう。書かねばならない場合でも、メルアドらしきもの(a@b.comとか)を書けば、それで通る。

旧時代の規定の墨守 そんな時代になったのに、上記の規約を理由に、長年のユーザー(同じ旅先で、入会19周年になります、長年にわたるご愛顧感謝、とのメールをニフティからもらっている)に資格停止などという警告メールをよこすとは、なんということだろう。ニフティの利用規約は、迷惑メールなど考えられなかった時代、個人情報管理の重要性が今ほど認識されなかった時代に作られたままになっているのではないか。

8割はメルアド記載なし 実際に、この規約が守られているか。ココログのトップページへ行き、試しに「今週のPick up!」という、ココログ事務局おすすめのブログ15件のトップページにメルアドが記載されているか調べてみた。トップページに「メール先」として、メルアドがリンクされているのは、わずか2件。プロフィール欄(トップページではない)にリンクがあるものが1件。他の12件は、どこにも記載がない。大変だ。規定の遵守をたてに会員資格を停止していたら、ニフティは顧客の8割を失うと推定される。上記15件のうち、メルアドを記載しているのは、本人ではなく、会社または代行者がファンサービスの意味でやっているような場合である。一個人がブログまたはHPを開設するとしたら、メルアドへの直接リンクを書かない方が、今や正しいのだ。大多数の人がそうしている。

メルアド記載が必要か ニフティは、なぜメルアドをトップページに記載する必要があると考えるのか。ニフティからの警告メールには、「弊社ココログサービスでは、記事の内容に関する責任の所在を明らかにし、内容に関する問合せ、クレーム等にご自身で対応していただく方針で運営している関係上」とある。

内容に関する責任と対応 私の場合、ブログコメントを受け付けているし、ブログの右コラムのトップにリンクを書いてあるホームページには、感想・ご意見の書き込み欄を設けてある。掲示板も併設している。プロフィールには本名を書いている。顔写真も出している。十分に記事の内容に関する責任の所在を明らかにし、内容に関する問い合わせやクレームに対応できている。

じつは じつは、こんな警告が来たのにはわけがある。ニフティからの警告メールに、ある閲覧者から「規約違反ではないか」との連絡があったと書いてあった。それだけではない。「誹謗中傷に該当する記事が掲載されている」とも、同じ人から連絡があったとある。ははあ、彼が動いたのか。見当がついた。私のブログの読者ならご存じのあの人らしい。

 「誹謗中傷」については、「実際に誹謗中傷等に該当する内容かどうかについては、弊社でも明確な判断はいたしかねます」ということだ。そういう連絡が来たという通知にとどめ、「特段の対応をお取りする考えはありません」とあった。そうだろう。ブログの場でのフェアな意見交換をおこなってきたつもりだ。相手が消えてしまい拍子抜けしている。裏でこんなことをコソコソやっているとは、まったく情けない。それも1ヶ月外国へ出かけると予告した留守を狙っての行動なのだとしたら、まったく卑怯。

ニフティへの返信 ニフティに遅ればせながら返信を送った。メルアド記載については、先に書いたようなメルアド不正利用を助長するとの指摘をした上で、メルアド記載を強制することこそ考え直すべきだと主張し、最後に以下のように書いた。さてどうなるか。

 この件につきましては、貴社内にてご検討の上、再度ご返事をいただきたいです。その上で、私としてどう対応するか考えます。
 それにしましても、いきなり会員資格の停止などという物騒な警告をされるとは、長年の、良質なユーザーに対して失礼ではありませんか。

|

« ドイツ滞在の印象(1) 地方の豊かさ | トップページ | メールアドレスのトップページ掲載を求める、ニフティ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/36654/15102633

この記事へのトラックバック一覧です: ニフティから会員資格停止の警告:

« ドイツ滞在の印象(1) 地方の豊かさ | トップページ | メールアドレスのトップページ掲載を求める、ニフティ »