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2007/06/27

「食」を通して見た世界

 「食」は、単に私たちが食べているもの、にとどまらない。食は、私たちが何ものであり、いかに生き、どのような世界に住んでいるかを表しているのではないか。

  Tell me what you eat and I will tell you who you are, where you live, where you stand on political issues, who your neighbors are, how your economy functions, your country's history and foreign relations, and the state of the environment.

 そういう問題意識で、雑誌"TIME" (07年6/25,7/2合併号)は、「食」特集 "We are what we eat" を組んでいる。世界各地にいる記者が志願して、自分が駐在する地とは別の取材地へ赴き、さまざまな観点から世界の食の現状をレポートしている。ヴァライエティに富み、さまざまなことを考えさられる。

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2007/06/19

ローティとヴァッティモの「弱い思考」、そして「宗教の未来」

 一冊の書物がある。読み終えたばかりだ。それについて何かのまとめをここに書こうとする。しかし始めて見ると、何かを書けるほどの理解に達していないことに気づく。もう一度丹念に読みなおす。さらには周辺に拡げてみる。関連したいくつかの論考などを、雑誌やネット上に見つけて読むのだ。それでも、やはり書くモティベーションが高まってこない。これは書けそうもないな。あきらめるか。でもこの山を越えないと、ほかに何もできそうにない。精神的窒息状態というか。頭のなかのパイプにプラグが詰まった感じで、それをなんとか抜かないことには、どうにもならない。そんな状態にときどき陥る。何かをブログエントリ上に排出しないことには、前に進めない。そんなエントリが、私のには、ままある。読者には申し訳ないが、自分のためのガス抜きである。これもそれになるだろう。

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2007/06/14

ドイツへの旅行、やっとまとめに着手

 ドイツへ旅をして、はや1ヶ月がたってしまった。その間、何をしたというのだろう。あたふたと何かをしていたとは思うのだが、しかと覚えていない。そのように時は過ぎていくのだ。せめてひっかき傷でも残しておかなければ。そんなはかない気持で、ドイツ旅行の記録にとりかかる。着実なパートナーはどしどし旅日記をまとめ、私をせっつく。私も写真のまとめを迫られている。そんな切迫感のなかで、とりあえず、HPに「ドイツ旅日記」の掲載を始めた。はじめれば、続けることだろう。そして、一部の画像のまとめを「フォトギャラリー」に、"Black Forest: Nature, Towns and People"という項目で。

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2007/06/11

ミラーサイト、閉鎖

 メールアドレスを表示せよとのニフティからの通告の件で、このブログが閲覧停止に追い込まれる事態に対応するため臨時に作ったミラーサイトを閉鎖した。場合によっては、そちらに移ることも考えた。しかし、先にも書いたように、これまでのエントリーへの検索リンクを保持したいこと、新サイトのスタイルなどを整える作業がむだなこと、そして読者にリンク変更を求めることの無駄などを考慮し、危機を回避した以上、こちらにとどまることにした。ご心配とご迷惑をおかけしたこと、まことに申し訳なし。このような事態の再来なきことをねがう。

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2007/06/10

「バサラ」だったドジャンヌ

 ドジャンヌ(Pierre-Gilles de Gennes)が亡くなっていた。このところ新聞も、ウェブページもゆっくり見ているひまがないほど忙しかったので気づくのが遅れた。物質科学の理論家としては現存する最高の人だったろう。死亡記事を検索してみると、ほとんどの記事に「現代のニュートン」という言葉が添えられている(たとえばここ)。現在テレビやディスプレイに使われている液晶が、まだ単なる研究対象だったころ、その振る舞いを理解する基本的な理論を築いた人だ。ほかにもさまざまな分野で研究をしている。未知の物質や現象にいち早く目をつけ、その本質を見抜くという仕事をする人だった。1991年にノーベル物理学賞を得ている。死亡原因は明かされていない。74歳という早すぎる死だった。

 たった一度だけ出会いがあった。その天衣無縫ぶりになかばあきれ、かくも自由に振る舞う人だからこそ創造的な仕事もできるのだと妙に納得もした。その思い出を書いてみて、ドジャンヌは、会田雄次のいう「バサラ」だったと思い当たった。バサラとは、何ものにも拘束されず、破天荒に生きるさまをいう。

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2007/06/07

思いがけず、聖書への回帰

 妙ないきさつからある聖書講義を聴講することになった。それだけならいい。さらに思いもよらぬ深みにはまりつつある。私には、言い過ぎ、書きすぎの傾向があるのを自覚する。この講義の講師、太田道子を、あるエントリ(「『聖書と現代社会』を紹介する」07/1/15)でつい筆が滑って「女親分」と書いてしまった。これが災いしたようだ。この連続講義は、ある女子大学の同窓会の主催である。それを企画した同窓会長さんが、女親分に私をぶつけてみると面白かろうと、ふと思ったのかもしれない。あるいはこの女親分に感化されて、私がまともな道に戻るかもしれないと淡い期待を抱いたのかもしれない。そのあたりの真相は確認していない。

 そのようなご配慮を尊重するのが私の性分である。とにかく私は神妙に講義に出た。旧約聖書の「出エジプト記」を読むという、毎週一度5回連続の講義であった。三十余年このかた、聖書など手にしたこともない。しかし、幼少年時代から刷り込まれたキリスト教の基本知識は、教会を離れた今も、持ち合わせている。本気で聖書や神学を勉強したこともある。講義内容には違和感はなかった。はじめて対面した太田道子さんは、私が読んだだけで女親分と見抜いたとおり、大迫力があり、カリスマ的といってもいいほどだった。他方、女子大卒のおばさまたちの席にいることの違和感は猛烈にあった。何で私がここにいるのだと。

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2007/06/05

一応の決着がついたが、さて

 ニフティは警告書を速達で送ってきたりしたのに、こちらがこのように対応した、これでいいか、と確認を求めるメールを3度も送ったのに返事が来ない。告知された時限が迫ったなかで、用事で東京へ出てきている。こちらのインターネット環境は悪い。さて、どうなるか。一昨日急遽ミラーサイト(同一内容だが、インターネットでは別の場所にあるサイト)を用意した。通知のないまま消されてしまうかもしれない。その時でもミラーのほうはごらんいただけるし、新エントリを書ける。

 やっと昨夜(07/6/4)になって、返事が来た。

 このたびは、弊社よりご連絡させていただいた件についてご対応いただき、誠にありがとうございます。

 しらじらしい。こちらにこれだけ負担をかけておいて。

 これでこの件は一応決着がついた。メールアドレスそのものでない叙述文による表示をニフティは認めたわけだ。この表記で、閲覧者はサイトオーナーにメールを送られると判断してくれたようだ。ともかく最後の線(メールアドレスそのものを書くこと)は譲らないですんだ。07/6/7正午にこのブログが消えてしまうこともなくなった。

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2007/06/04

トラブルを楽しむ

 ミラーサイトのほうにコメントをいただいたさいに書いたことだが、このところのニフティとのトラブルを、私は楽しんでやっている。いじめを受けているように見えるかもしれないが、ある段階から、よし、これをとことん楽しんでやるぞ、と気持ちを切り替えた。巨大プロバイダーが規約をかざして攻めてきているのに、楽しむなど、まるでドンキホーテみたいだが、それでいいのだ。

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2007/06/03

ミラーサイトを作った、移行するか

 メールアドレス掲載の件で、私としては最大限の対応を行い、そのことを書き送ったメールには返事がなく、『警告書』なるものが、速達でニフティから送られてきた。ニフティの官僚的な機構には、もううんざりだ。
 そろそろ潮時かと、とても忙しいスケジュールのなか、移行を手がけはじめた。とりあえず以下にミラー・サイトを作った。警告書にある時限でニフティが私のサイトを閲覧不可能とするなら、以下に移行する。とりあえず、これまでのエントリは全部移動できた。スタイルなどはおいおい自分好みに変えていくが、とりあえずは内容だけでもと。
Aquarian's Memorandum at TypePad だ。ニフティのサイトが消えたら、こちらにリンクを移動してほしい。

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2007/06/01

しつこいぞ、ニフティは。メルアド掲載の件で

 メールアドレスのブログ掲載の件(ここと、ここ)は、私が現実的な対応をしたことで、一件落着と思っていたが、ニフティはしつこい。今度は1週間の時限つきの最終通告が来た。

 大変恐縮ではございますが、弊社からご連絡したにも関わらず、当該ココログ上に連絡先メールアドレスの記載が行われていない状態が継続された場合、開設者たるお客様が当該ページに関する管理責任を十全に果たされていない可能性があるものと判断せざるを得ません。

 つきましては、「2007年 6月 7日(木)正午」までに、下記の項目(メールアドレスをココログ上に明記することなど、引用者注)について対応いただきますようお願いいたします。期限までに対応を行っていただけない場合には、同規約に基づき、お客様のココログを閲覧できない状態にさせていただきますので、あしからずご了承ください。【太文字にしたのは引用者である私】

 私は、HP本館に詳しいプロフィールを書いている。そこに「メール先」を書き加えた。しかしそれでは不十分だということらしい。「ココログ上に」ということにこだわっているようだ。このブログ上のプロフィールにもメールアドレスを載せることにした。ただし、ある読者からいただいたアドバイスにしたがい、メールアドレスそのものではなく、それを文章で記載したもの、とした。右コラムの上にある「プロフィール」欄をごらんいただきたい。

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