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2008/07/15

生ごみゼロをめざして

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 生ごみ排出ゼロを心がけている。コンポストを使ってきたが、いっぱいになると、その始末にてこずる。まだ土に戻すには早い。もう一つコンポストを置くには、庭のスペースが足りない。そんなところに「生ごみ処理機」のことを耳にした。市から補助金が出ているという。4〜6万円の処理機を導入すると、2万円の補助が出る。早速購入し、市役所に行って補助金の申請をした。このような処理機があることも、補助制度があることも知らなかった。数年前にはじまったことらしい。案外知られておらず、普及もしていないのではないか。どんなものか、使いはじめて約1ヶ月の経験を紹介しよう。

【画像説明】奥右が、生ごみ処理機の蓋を開けたところ、蓋の裏にヒーターとファンが取り付けられている。右手前が、刻んで乾燥中の野菜かすなど。左奥は乾燥中のコーヒーかす。左手前が、処理後の生ごみ。画面をクリック→拡大。

 生ごみ処理機(わが家が購入したのは、National MS-N48 という機種、購入価格:59,300円)は、「熱処理式」というものである(ほかに細菌による分解を使う「バイオ処理式」もある)。生ごみを攪拌しながら、温風で乾燥させて減容し、園芸などの肥料を作る。ほぼ1/7に減容するという。運転中に臭いが出ないよう排気は触媒で脱臭する。わが家では土間に置いているが、キッチンの隅に置いても問題ないほど、臭いは出さない。乾燥のために電気を使うのが問題である。消費電力は500ワット程度。二人家族の一日分の生ごみを乾燥させるのに約1時間かかる。日に10円から15円程度の電気代が必要である。この処理機を使うことが環境の点でいいのかどうか。市のごみ回収と処理場の負荷を軽減していることにはなっている。それゆえの補助である。そのことも含めてコストと環境問題をトータルで考えてみる必要がある。

 さて、この生ごみ処理はちょっとした手間で、電気代をかなり節約できる。水気の多いものは、よく絞る。さらに天日干しで乾燥させてから処理機に入れる。写真に写っている左奥の茶色のものは、乾燥中のコーヒーかすである。野菜くずは、細かく刻んで、干してから入れる(写真右手前、真ん中赤い容器は、コバエ取り器)。これで、運転時間が大幅に減る。連れ合いは節約魔である。節約のためなら手間を省かない。瓜やバナナの皮など、ごらんのようにこまめに刻んでいる。ごみを刻む作業というのは、なんだかおかしい。

 溜めずに毎日1回処理する。処理されたごみは毎回取り出す必要はない。処理済みのごみの上に生ごみを追加して運転すればいい。週に一度程度取り出す。生産量は、うちの場合、月に1kg程度である。わが家では食べ残しはしない、したがって残飯がないので、少なめであろう。魚の頭や骨は処理できない。これはコンポスト行きである。トウモロコシの皮は刻めない。これは連れ合いは織りの材料として乾燥して保存している。

 乾燥後のごみは、ぱさぱさで臭いもない。園芸肥料になるが、まだ試していない。土に混ぜ、かなり時間を置く必要があるようだ。「ソフト乾燥」という機能があって、これだと速効性の肥料になるという。これに惹かれて、ひとつ上の製品を買ったのだが、まだこの乾燥法は試していない。運転時間が長くかかり、電気代も増えるらしい。あまり温度を上げずに乾燥させるのだろうか。この機能を使わないならば、4万円台の小型機でもよかった。

 生ごみに限らず、ごみの排出量を少なくすることに励んでいる。買い物の時に、余分な包装などはもらわないように心がける。紙類はできるだけ資源ごみに出す。プラスティック類も資源ごみあるいはスーパーの回収に出す。あれこれ努力して、このところ45リットルの袋に入れた可燃ごみを出すのは、月に1回程度になっている。

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