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2009/06/23

スポーツジムに通い、生活激変

 年とってくると健康に多少なりと関心が増してくる。体力の衰えを自覚する。身体のあちこちが危険信号とまでいかないが、警戒警報を発している。長生きしたいとは思わないが、急にぶっ倒れたくもない。身体能力の衰えも問題だ。以前はどうということのなかった外出や旅先の行動に、限界を感じることがある。特に、妻は肩や足を痛め、限界は現実のものとなっている。鍛えることでこの衰えを多少なりと食い止めないことには、「楽しむ老後」(退職後の過ごし方として標榜してきたこと。たとえば年賀新聞02年号に書いている)の終わりが来てしまう。何かしなければと思いつつも、歩くことぐらいしか実践できない。これはかなりその気でやってきた。でも毎日とはいかない。炎熱の夏、酷寒の冬には、外歩きはつらい。金を払ってジムの会員になれば、元を取りたいというけちなモティべーションが加味されて、スポーツ音痴の私でも、何かのエクササイズをやることになるのではないか。

 そんなことを何年もぐずぐず思案していたところ、近くにスポーツジムが開業するらしいとの噂を耳にした。10年前、茨城県庁が、水戸市の中心から我が家の近くに移転してきた。バブル時に計画され、1周遅れで実現した頃には、当初の壮大な計画はバブルとなって消え、県庁の隣接地は空き地のまま捨て置かれていた。原っぱに生い茂ったさまざまの草花は、散歩時に目を楽しませてくれた。ところが、この半年、その空き地活用策がにわかに動き出し、あっという間にいくつかの大型店からなるショッピングセンターが姿を現した。その一角に、すこし遅れてジムが開業予定となり、会員を募集するとの折り込み広告が入った。噂は本当だったのだ。

 水戸にもその種施設はあったが、いささか遠い。わざわざ通う気がしなかった。歩けば15分、車なら数分という近場に来てくれるとはありがたい。さっそく妻と会員になった。プール、マシンジム、スタジオ・エクササイズなどが一通りそろっている(屋内テニス場とテニススクールはあるが、これは別システム)。プールだけでいいと考えていたが、そういう分け方はなく、ひっくるめて曜日と時間を分けた会員種別が設定されている。週日だけ、夜だけ、常時の3種類だ。妻は週日だけ、私は常時のメンバーになった。二人で加入すると家族割引がある。申し込んでしばらく時間をおいたが、海外旅行から帰ってまもなく、6月1日からジムが始まった。それから生活が激変した。

 午前中からジムへ行く。この時間は、退職世代と中高年女性が多い。カップルで通う人も多い。退職者とその伴侶だろう。まずはマシンを使ったウォーキングとプールでのプログラムを試みている。マシンを使ってのウォーキングは、道を歩くのと同じことだが、決まったペースで姿勢を正して歩くことになる。これはなかなかいい。結果が定量的に記録される。累積のキロ数と消費カロリーが個人記録として残る。これが励みになる。毎回、5.3キロ/時の速度で45分歩く。4キロ歩いたことになる。歩数は6500歩ほどだ。「アクアビックス」と称する水中でのエアロビックスなども、考えていた以上に運動になる。毎日、2時間はジムにいて、あれこれのプログラムに参加する。立派な入浴設備があるから、エクササイズを終えると、一風呂浴びてリラックスできる。急に慣れないことを始めたからだろう、ジム活動を終えて帰宅すると、がっくり疲れてしまい、それで一日が終わったような気がする。一日としては、後半の時間があるのだが、何もする気が起きないほど萎えてしまう。日頃の運動不足を思い知らされる。今は4週間目に入り、すこしこなし方にも慣れてきて、やっと日常の生活を取り戻しつつある。ジム活動を取り込んだ日常生活を再構築しつつあるというか。

 生活時間の割り振りが変わってしまった。ジムへ行くことが最優先である。週一度の休館日をのぞいて毎日行くことにしている。土、日は、若い人や現役組が中心だから、こちらは夕方行き、マシンでの歩行をやったあと、風呂でリラックスしてくる。これまでの生活は、どこかへ飛んでしまった。朝からパソコンに向かい、読んだり書いたり、あるいは本を読んだりという生活だった。格好良くいえば、メンタル中心の生活からフィジカル重視の生活へ変わったというか。

 その変化は、ブログにも反映している。じっくり考えたり、書いたり、読んだりができていない。もともとブログを定常的に書かなければという気はない。何か書きたい内容が浮かんできた時に、書けばいいという方針だった。その何かが、この生活ではさっぱり出てこない。「雑記帳」の方の新聞スクラップも、時間がなくまとめられないでいる。ところが始めたばかりのtwitterには気軽に書いている。多忙な生活の中で、ひとことだけ書くにはtwitterは向いている。

 ジムに通い始め、周りのメンバーを見ていて、すぐに気がついたことがある。新しく発足したジムだから、みなジム初体験の人たちかと思っていた。ところがどうやら大多数は、他のジムから移ってきたらしい。ロッカールームでは、やあやあ、あなたもと、旧知の仲間同士が話している。あっちこっちのジムとの比較が話題にされている。このジムの機械は少しきついとか、機能が違うとか。みな、ジム慣れしている。スタジオでの健康体操や、プール内でのプログラムなどでは、こちらは初心者で、まごまごするが、多くの人は、指導者が説明するまでもなく、どう動いたらいいか先刻承知のようだ。先日など細い浮き棒(ヌードルというらしい)で、身体を浮かす動作がうまくできずにいたら、隣にいた小柄のお婆さん(ちょっと失礼だが)が「こうするのよ」と、こつを伝授してくれた。ウォーキングマシンや筋トレマシンをみなさんベテランらしく使いこなしている。世の中には「ジム族」という別の種族がいるのではないかとすら思えるほどだ。中にはジムに棲息しているとまでいっていいほどの人々もいるようだ。

 そんな人たちに交じって、これまで怠ってきた身体への手当を、マイペースでやっていこう。凝り性だから、こちらの方面でもやり過ぎになりかねない。フィジカルへのほどほどの分け前を、メンタル分も残して、という気でいる。

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コメント

「楽しむ老後」のために、適度に運動を続けて肉体の衰えを阻止したいですね。
今、スポーツジムに通う人や、自宅にルームウォーカーなどを置いている人が増えているそうです。

投稿: ルームランナー | 2009/08/28 12:12

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