2009/11/28

フォーカス・スタッキング写真を試みる

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       【画面クリック→拡大】
 前後に長い距離にわたってピントを合わせた写真は一回の撮影では得られない。ピント位置をずらして撮影した何枚かの写真を合成するデジタル処理技術によってそれが可能になった。科学・光学分野の専門家だけが使っていた技術が、われわれ素人にも利用可能になったので試してみた。ピントの合っている部分だけを識別して、マスクを掛け、サイズや明るさを自動調整して、一枚の完全ピントの画像に合成してくれる。いくつかのソフトが公開されているが、私の使ったのは”Helicon Focus”という、もともと顕微鏡写真の合成用に開発されたプログラムである。

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2009/07/08

撮影旅行での椿事

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  【画像は、梓川上流の明神橋、見えている山は明神岳】
 上高地へ撮影旅行に行った。カメラ会社が、愛用者のために運営しているクラブ主催の撮影旅行に参加した。上高地に毎年数回は行くという風景写真の専門家が指導して、上高地の撮影スポットを案内し、撮影法を伝授してくれた。梅雨時にもかかわらず天候にも恵まれて、撮影旅行そのものはとてもよかった。だが、その旅行の往復で、集合時間に間に合わず見切り出発となったり、途中休憩時に置き去りにして行方不明の人が出るなどの椿事があった。それは偶然の出来事ではあったが、垣間見えたのは、こういう旅行を催行するにあたっての会社の事務局と下請け旅行社との間の構造的問題であった。また参加者の自己管理も問題であった。そのことへの感想を書いておこう。

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2009/04/23

野町和嘉写真展・『聖地巡礼』

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  【『霧の中の沐浴』写真展チラシから転載】

 野町和嘉の写真展『聖地巡礼』を見た(東京都写真美術館、09/3/28-5/17)。野町が、35年にもわたって撮り続けているテーマは一貫していて、過酷な自然の中での人々のたくましい生きざま、特に彼らが超越者に依り縋り、祈り、献身し、救いを求める姿である。今回の展覧会では、この1,2年インドのガンジス川(現地語では「ガンガー」)を、上流から下流まで、そして雨期の増水時期にも出かけていって撮影した新作と、これまでのアフリカ、イスラム、アンデスなどの作品とをまとめて展示している。過去の写真展や、数多く出版された写真集などで見たものもあるが、壁一面の巨大サイズを含む大小のプリントの迫力はさすがだし、何よりテーマの訴求力には圧倒されてしまう。

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2008/06/17

麻布十番撮り歩き

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 おととい日曜日(06/6/15)、写真仲間十人で、麻布十番からその裏手の元麻布のあたりを撮り歩いた。その次第と、その折に撮った画像をアルバムにしたことを紹介したい。じつはこの会の案内役をつとめるため、事前にひとまわり歩いてみた。アルバムにした画像の中には、そのときに撮ったものが結構多い。当日は案内役に徹し、あまり撮ることに集中できなかったからだ。アルバムは以下にある。
「アクエリアンのフォトギャラリー」の最新更新「麻布十番撮り歩き」である。

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2008/06/12

明暗差の大きなシーンを撮る試み

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 今日は趣向を変えて、最近興味を持っているデジタル画像処理について、試してみていることと、理解していることを書いてみよう。

 上の写真(クリック→拡大)、一見、何でもないように見えるだろうがずいぶん変なのである。こんな写真を撮れるだろうか。晴れた空に昼の日光を浴びてマンションが空高くそびえている。手前の神社の屋根はともかく、朱塗りの柱や内部の壁や格子戸などはかなり薄暗い。それが同じ程度の明るさで写っている。明暗差が大きく違う部分が大差なく見えるように補正して作った画像なのである。最近のハイ・ダイナミック・レンジ(HDR)イメージ技術を使ってコンピューター処理した画像である。

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2008/03/04

鵜原の岬にて

 少し旧聞になるが、2月初旬、千葉県外房海岸の鵜原温泉へ行った。顔面神経麻痺を患い入院したあとの気分転換と、温泉浴が麻痺の回復に多少なりと効くことを期待しての温泉行だった。温泉もさることながら、あたりの風光の希有な美しさを知るという余得もあった。かつて与謝野晶子ら文人たちがこの地を愛で、理想郷と呼んだということは、宿探しのときに知ったのだが、実見してみて、なるほどと納得した。

 事後に思いがけないことがあった。一つは例のイージス艦による漁船沈没事件である。滞在中、岬の狭間にある小漁港をいくつか見た。例の漁船は同じ勝浦市にある別の小漁港から出ていったのだ。もう一つ。三島由紀夫がこの岬を舞台にして書いた「岬にての物語」をその後読んだこと。そぞろ歩いたあの岬の風景とこの物語が、鍵と鍵穴のようにぴたりと結びついて、ロマン溢れるものとして思い出された。そうとは知らず無作為に撮ってきた写真を見直してみて、一編のアルバムとしてみた。それも併せてごらんいただこうというわけである。【アルバム→フォトギャラリー、0802鵜原の岬にて

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2007/11/09

九州への旅(3) 新しいものは九州から

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 【Nさんのアンプの音が聞ける西原村・オーディオ道場】

 日本の新しいものは、何でも九州からはじまると、Nさんは私にのたもうた。思い浮かんだのはポップス界のことだったが、それだけではないのだとおっしゃる。技術革新も、芸術での新しい動きも、ファッションその他の流行も、九州オリジンが多いという。中央にいる人は現在とそのすこし先を見ることに汲々とするが、中央から距離をおいた九州人は、もっと将来を見据えてことを行う。だから新しいものを生み出せるのだという。

 Nさんを見ていると、確かにその言は当たっているような気がする。Nさんは、オーディオアンプの分野で画期的な増幅法を発見し、製品化した。彼の作ったアンプは国際的に評価され、ひろく売れている。弱音から強音まで、低周波数から高音まで、その増幅度は直線性からの歪みがごくわずかであるため、音の再生はきわめて自然だという。彼の音響技術のファンは国内にとどまらず外国でも高く評価されていて、個人の音楽鑑賞用だけでなく、営業用の大きな装置を任されたりもするらしい。私は勉強不足で、この革新的技術の基礎的なことすら理解していないが、この人のHPに詳しい解説がある。

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2007/09/05

常ならぬ日々

 年とってくると、日々は平穏に過ぎていく。それに慣れてしまう。だからここ1週間、夫婦二人して、東京で、それぞれの展覧会に参加となるとおおごとである。その顛末、私の、にわか独りもん生活、そして誘われてmixiなるものをはじめたことなど、とりとめなく書いておこう。

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2007/08/26

写真展に参加

Crossing

 昨日のエントリで連れ合いの裂織展のことを書いたが、じつはほとんど同じ時期に、私の所属しているグループの写真展がある。ニッコールクラブ東京デジタル支部に所属する10人のメンバーの合同個展である。私は、この春出かけてきたドイツで撮った写真を5点ほど、A3ノビというサイズに自分でプリントしたものを出した。その一つが左の画像である。クリックすると拡大画面でごらんいただける。写真を画像処理ソフトでを水彩画風に加工している。プリントも画材紙にしてみた。開催要領はここをごらんいただきたい。都心ではなく、西の方の調布市で開催される。おいでいただきたいということではなく、ただ、私もやっています、という意味でここに書いておく。

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2007/05/28

断片的に、現状を

 これは私の現状報告的なメモである。私の生活が、いかにゴチャゴチャであるかを、自己描写的に書いておこう。それぞれにまとまったエントリに発展させるつもりもあるが、それには時間がかかる。このところ忙しく過ごしているので、断片的なメモとする。

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