野町和嘉写真展・『聖地巡礼』

【『霧の中の沐浴』写真展チラシから転載】
野町和嘉の写真展『聖地巡礼』を見た(東京都写真美術館、09/3/28-5/17)。野町が、35年にもわたって撮り続けているテーマは一貫していて、過酷な自然の中での人々のたくましい生きざま、特に彼らが超越者に依り縋り、祈り、献身し、救いを求める姿である。今回の展覧会では、この1,2年インドのガンジス川(現地語では「ガンガー」)を、上流から下流まで、そして雨期の増水時期にも出かけていって撮影した新作と、これまでのアフリカ、イスラム、アンデスなどの作品とをまとめて展示している。過去の写真展や、数多く出版された写真集などで見たものもあるが、壁一面の巨大サイズを含む大小のプリントの迫力はさすがだし、何よりテーマの訴求力には圧倒されてしまう。
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キスリングという画家をじつは知らなかった。絵画については、自分なりの嗜好を持っているが、全般にわたっての知識レベルは平均値のあたりである。読者の大多数も同程度ではないだろうか。新聞(朝日07/6/27、be版、水曜アート)で目にした「モンパルナスのキキ」(左画像)に惹きつけられた。大きな目、白い肌のウブっぽい顔が、赤のセーターと清楚なスカーフに包まれて感じよく描かれている。誰もが目を奪われるだろう。







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